米国民の通話履歴消去へ 過去の情報収集と決別
- 2015年7月28日
- アメリカ発ニュース
【共同】国家情報長官室は27日、テロ対策の一環として国家安全保障局(NSA)が過去に収集、保管してきた国民の通話履歴の活用を近く中止すると発表した。さらに履歴データをできるだけ早い時期に消去する方針も明らかにした。
中央情報局(CIA)元職員スノーデン容疑者による暴露でNSAは国内外で強い批判にさらされた。履歴データの消去により、過去の活動との決別を印象付ける狙いがありそうだ。
議会は6月、NSAの活動を制約する「米国自由法案」を可決。半年の移行期間を経て、履歴収集活動は終了することになったが、既に集めたデータの扱いは決まっていなかった。
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