ユナイテッド航空のCEO辞任〜後任にCSXのムニョス氏

 世界第2位のユナイテッド航空を傘下に持つ航空大手ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスは8日、ジェフ・スマイゼック会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)が同日付で辞任したと発表した。後任の社長兼CEOに鉄道大手CSXのオスカー・ムニョス社長兼最高執行責任者(COO)が、非常勤の会長にヘンリー・メイヤー独立取締役がそれぞれ直ちに就任した。

 ロイター通信によると、ユナイテッドはニューヨークなどの空港を管理するニューヨーク・ニュージャージー港湾公社と不正取引を行った疑いがあるとして司法省の捜査を受けており、同社は2010年からCEOを務めたスマイゼック氏の突然の辞任が捜査と関連していることを認めた。

 関係筋によると、スマイゼック氏のほか渉外と政府関係問題担当のアイリーン・フォックスホール取締役副社長、社内および政府関係問題担当のマーク・アンダーソン上席副社長も辞任した。

 ムニョス氏は、AT&Tやコカ・コーラ、ペプシコの幹部などを経てCSX社長に今年就任したばかり。10年からユナイテッドの取締役も兼務していた。

 司法省は、ユナイテッドとNYNJ港湾公社の元会長デイビッド・サムソン氏との関係について捜査を進めている。同社もことし2月からこの件について社内調査を始めた。

 これまでの報道によると、当局の捜査は、ユナイテッドがかつてニューアーク・リバティ国際空港(ニュージャージー州)とサウスカロライナ州コロンビアを結ぶ直行便を追加した目的が、コロンビアに家を持つサムソン氏の便宜を図るためだったかどうかが重点。直行便は、14年にサムソン氏が捜査を受けたことを理由に会長を辞任した直後に廃止された。

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