〔タイ〕独高級車の中国輸出、貿易摩擦で増加見通し
- 2019年9月3日
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タイのカシコン銀行傘下の民間総合研究所カシコン・リサーチ・センターは28日、米中貿易摩擦の激化でドイツ高級車メーカーのBMWやメルセデス・ベンツが中国向けの乗用車の輸出元を米国からタイに切り替えると予測した。タイの中国向け乗用車輸出が拡大するとみている。
カシコン・リサーチは、中国が今年12月15日に米国からの自動車の輸入関税を引き上げると発表したため、一部モデルを米国で生産して中国に輸出しているBMWとベンツがタイでの生産に切り替える可能性が高いと指摘。タイから中国への乗用車輸出台数は最低でも年間1万5000台以上となり、同輸出額は2018年の2億2600万米ドル(約240億円)から8億4400万米ドル以上に増えると推計した。
中国はタイの乗用車の輸出先として国・地域別9位から2位に急浮上する見通し。ただ自動車の輸出台数全体を押し上げることにはならないとして、今年の自動車輸出台数予測は先に発表した前年比2.7%減の111万台に据え置いた。
情報提供:株式会社NNA
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https://www.nna.jp/corp_contents/infomation/2019/190802_nna/
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