電子タバコの使用で肺疾患患者激増 〜 CDCが注意喚起

E-Cigarette photo

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)、米国食品医薬品局(FDA)、州および地方の保健部門等で電子タバコまたは蒸気を吸う製品の使用に関連した肺疾患の多発を調査している。

2019年10月15日の時点で、電子タバコを使用して肺疾患になった患者の報告が1,479件となった。また24州で33人の死亡が確認された。

患者は、電子タバコの使用を認めている。そして皆THC(テトラヒドロカンナビノール)が含まれた製品を使用していたことがわかっている。患者の約70%は男性でその約80%は35歳未満だった。また患者の16%は18歳未満で18〜20歳の患者は患者全体の21%に及ぶ。

現時点では現在多く報告されている電子タバコが原因の肺疾患の原因の特定はまだ究明されていない。CDCは電子タバコ、または蒸気を発する製品、特にTHCを含む製品の使用を控えるように勧告している。

喫煙者が禁煙をするためにニコチンを含む電子タバコを利用しているのであれば再びタバコの喫煙に戻らないように注意している。

最近電子タバコ使用していて、これら肺疾患と同様な症状がある場合は、医療機関に相談することを勧めている。また、原因特定の作業が進んでいるが次の点に注意するようにアドバイスしている。

1)電子タバコ、または蒸気を吸う製品を使用する人は、非公式な手段で入手した製品や独自に改造した製品(電子タバコ、THCまたはCBDオイルを含む蒸気を吸う製品)を購入しないこと。
2)未成年および若年成人は、電子タバコまたは蒸気を発する製品を使用しないこと。
3)妊娠中の女性は、電子タバコ、または蒸気を発する製品を使用しないこと。
4)THCの使用は、長期にわたって頻繁に使用すると、健康に広範に影響が出てくる。有害な影響を回避する最善の方法は、電子タバコや蒸気を含む製品を含むTHCを使用しないこと。マリファナを使用し健康障害が出ている人は医療機関に治療を求めること。

すでにニューヨーク州とミシガン州ではフレーバー付き電子タバコの販売を禁止している。さらにカリフォルニア州ロサンゼルス郡でも香りや味がついた電子タバコの販売を禁じる条例が採択された。この条例には噛みタバコやメンソールたばこの販売も禁じているがインターネット販売については言及しておらず、使用者への罰則規定も設定されていない。

先日、電子タバコ大手のJUULはタバコ風味、ミント風味、メンソール風味以外のフレーバーの販売を中止している。

<参照>https://www.cdc.gov/tobacco/basic_information/e-cigarettes/severe-lung-disease.html

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