〔台湾〕台湾経済「来年は今年超えへ」、商総理事長

アジア発の有効なビジネス情報を手軽にキャッチ!

有力経済団体の一つ、中華民国全国商業総会(商総)の頼正鎰理事長は1日、2019年第3四半期(7〜9月)の実質域内総生産(GDP、速報値)成長率が発表されたことを踏まえ、「台湾は米中貿易摩擦の影響から徐々に脱しており、来年の経済成長率は今年よりもさらに改善する」と述べた。中央通信社が伝えた。

頼理事長は「今年の台湾経済は成長率が予測値を上回る。貿易摩擦による衝撃を受けているものの、台湾経済には強い抵抗力がある」と評価。台湾企業は製品の品質向上に乗り出しながら、生産拠点を中国から東南アジアに移すなどして、貿易摩擦の影響回避に動いていると説明した。

来年は、「貿易摩擦が一段落するとみられ、米国の大統領選もあって、世界の不確実性は弱まる流れになる。台湾の金利や為替相場の状況から見て、台湾経済の来年の成長率は今年を上回る」と見通した。

10月31日発表された19年第3四半期のGDPの実質成長率は、前年同期比2.91%だった。前四半期(2.40%、調整値)を上回り、5四半期ぶりの高水準。民間消費と輸出が伸び、8月時点の政府予測値(2.67%)を上回った。

主計総処は8月、19年第4四半期(10〜12月)の成長率予測を前年同期比2.90%、通年を2.46%にそれぞれ設定。主計総処の幹部は、第4四半期が予測値通りだった場合、通年の成長率は前年比2.53%になると予測した。

頼理事長は今年通年の成長率が2.5%を上回れば、台湾経済の国際市場での競争力が強まり、優位性が今後広がるとの見方を示した。

情報提供:株式会社NNA

アジア13カ国の拠点から、毎日300本の記事を有料で配信。現地の生きた経済・ビジネス情報を日々、素早く手軽にキャッチできる。現在7000社、約1万6000人のビジネスパーソンが活用。
https://www.nna.jp/corp_contents/infomation/2019/190802_nna/

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

この著者の最新の記事

関連記事

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
STS Career

注目の記事

  1. 2025年12月1日

    就職&雇用ガイド2025
    監修 STS Career https://usfl.com/author/stscar...
  2. 2025年10月8日

    美しく生きる
    菊の花 ノートルダム清心学園元理事長である渡辺和子さんの言葉に、「どんな場所でも、美しく生...
  3. 2025年10月6日

    Japanese Sake
    日本の「伝統的酒造り」とは 2024年12月、ユネスコ政府間委員会第19回会合で、日...
  4. アメリカの医療・保険制度 アメリカの医療・保険制度は日本と大きく異なり、制度...
  5. 2025年6月4日

    ユーチューバー
    飛行機から見下ろしたテムズ川 誰でもギルティプレジャーがあるだろう。何か難しいこと、面倒なこ...
  6.        ジャズとグルメの町 ニューオーリンズ ルイジアナ州 ...
  7. 環境編 子どもが生きいきと暮らす海外生活のために 両親の海外駐在に伴って日本...
  8. 2025年2月8日

    旅先の美術館
    Norton Museum of Art / West Palm Beach フロリダはウエ...
ページ上部へ戻る