- Home
- ビジネス・社会
- アメリカでのビジネスヒント
- Vol.033:コロナショック、今こそすべきこと 〜クリエイター向け:PATREONの紹介〜
Vol.033:コロナショック、今こそすべきこと 〜クリエイター向け:PATREONの紹介〜
- 2020年5月8日
COVID-19による影響で、カリフォルニア州からStay at Home Order(在宅命令)発令があったのは3月19日でした。他の国や日本に住んでいる方も同様に、在宅勤務の方はもちろんのこと、家の中で過ごす時間が増えていることと思います。 *現在2020年4月初旬
ただでさえ暗いニュースが多い中、大好きなサーフィンにも行けず(僕だけか?)家に閉じこもっているのはなかなか辛い。そんな時でも、楽しい気分や前向きな気持ちににさせてくれるのがクリエイターの存在。
実際にたくさんのミュージシャンが、自宅待機の中ライブパフォーマンスを行っています。僕も部屋で一人、オンラインのライブ映像を見て、たくさんの人と同じ時間を共有できたことにとても感動しました。
Jack JohnsonのLIVE on Instagram: @jackjohnsonでは、
みんなが離れ離れだからでしょうか「Better Together」という曲が余計に心に染みて涙が溢れてきて、たくさんのエネルギーをもらった気がします。
そこで今回、アーティストやクリエイター向けに紹介したいのがこれ PATREON
PATREONとは?
アーティストやクリエイターが、ファンや活動を応援してくれる人(パトロン)と直接繋がり、月々定額で経済的支援を受けることができるシステムです。
基本的にクリエイター側のサービス利用は無料、実際にファンやパトロンから金銭的支援を受けた時にだけ5〜12%(プランによる)の手数料をPATREONに支払うことになります。なので支援を受けない限りお金はかかりません!支援をするファンやパトロンもいつでもキャンセルできる自由参加型のクラウドファンディングプラットフォームです。
<こんな方達におすすめ>
●ミュージシャン(音楽)
●映像製作者(映画やショートフィルム)
●ユーチューバー(映像コンテンツ)
●フォトグラファー(写真)
●イラストレーター(イラスト)
●デザイナー(デザイン)
●アニメーター(アニメ)
●ゲームクリエイター(ゲーム)
●ソフトウェアエンジニア(アプリ開発など)
●教育者(教育コンテンツ)
●ライター(執筆、小説など)
etc…
そして忘れちゃいけない
●ポッドキャスター(ポッドキャスト、音声コンテンツ)!
ゼロハチロックも「1%の情熱ものがたり」というポッドキャスト番組を運営しています。
2018年1月から開始した配信も今年で3年目になりますが、ぶっちゃけ直接的な収入はいまのところありません($0)。小さな規模のポッドキャスト番組とはいえ、やはり運営をしていくには収録機材費、ウェブサイトやホスティングサーバー費、そして編集作業も含め関わる人の貴重な時間を提供してもらっているので、運用資金が必要になりますがそこは自腹というのが現状。
お金を稼ぐことがこの番組の主目的ではありませんが、資金があれば改善&やりたいことリストもあり、リスナーさんや応援してくれる方から少しずつでも運営資金を集められたらとても助かります。
「じゃ、やってみよう!」ということで、早速PATREONで活動支援を募るページを作りました!
1.サインアップ
>名前、メールアドレス、住んでる場所、アカウント名、コンテンツの種類などを入力
2.認証メールを有効化
3.ページ概要作成
>管理画面でプロフィール写真やカバーを設定
>活動内容やコンテンツの説明を入力、ビデオも設置可能
4.Tier(各支援内容とベネフィット)の作成
>支援金額と支援者に対してのベネフィットを決めTierを作成していきます
5.支援金の受け取り/払い出し方法の設定
>個人か法人かの選択、支払いを受ける国の指定
>銀行振込かPaypal を選択、口座情報の入力
6.公開し、みんなに知らせて支援を募る!
支援してくれた方だけに、提供するコンテンツを設置したりなどの機能もついています。
活用事例として:1%の情熱ものがたりのPATREONページ
こんな感じで自分のページURLが割り当てられるので:www.patreon.com/zerohachirock
あとはクリエイターとしてのウェブサイトなどから、リンクを張っておけばOK。
やってみると割と簡単にできちゃうはず。
もちろんクリエイターはそれに見合う価値を提供することが前提となりますが、ファンや支持者(パトロン)から直接的な経済支援を受けることが可能になれば、活動自体を存続させることができ、より質が高く楽しめるコンテンツを生みだせるのだと思います。
COVID-19によるこの状況がいつまで続くのか、今の時点では分かりません。
収束に向かいつつも、しばらくは経済不況が続くことが予想されます。
PATREONだけで生活ができるほど稼ぐのは相当な努力が必要かと思いますが、副収入として、またこういう非常事態的な状況でもオンラインでマネタイズする方法の一つとして活用するのもアリかと思います。
PATREONは基本的に英語でのサービス提供となってますが、日本語でも同じ様なサイトがあるようなので、「クリエイター支援プラットフォーム」や「パトロンサービス」などで検索すると出てくるかと思います。(日本では支援のことを「投げ銭」と呼んだりしますね)
価値あるものを生み出す人にそれ相応の報酬が入り
必要な人に必要なものがスムーズに届きます様に。
そしてこの世界に
なるべくたくさんの美しいものや楽しいことが増え
感動や笑顔で心が満たされますように。
集客・マーケティングのご相談はこちらからどうぞ
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします