Vol.052: ChatGPTだけじゃない!仕事で使えるAIツール10選

「ChatGPTは始まりに過ぎない。生産性を向上させる10のAIツールをご紹介します。」

という書き出しで始まる Cloey Callahanさんのこの記事が、わお!と思う内容なので、日本語にしつつ私の感想を少し交えて共有したいと思います。

by Cloey Callahan

2022年末にリリースされたChatGPTは、瞬く間に人々の話題をさらう存在となりました。さまざまな業界の人々のワークフローに革命を起こすことは明らか。みなさんもあちらこちらで耳にする機会が増えたと思います。実際に仕事で使う人もいるでしょう。しかし仕事で使える無料、または安価のAIツールはこれだけではありません。

ゲームチェンジャーとなりうる新しいAIツールが、日々競い合うように登場していると言えるこの時代のスピード感。

ブログや文章執筆、キャッチコピーなどのアイデア出し、経営陣の意思決定を支援するもの、資料作成に役立つものや会議をプレゼンテーションスライドにまとめるものなど、生産性向上のために仕事で使えるAIツール10選をまとめて紹介していきます。

  

1. CanvaのMagic Write(マジックライト)
https://www.canva.com/magic-write/

2022年12月、CanvaはCanva Docsの一部として文章生成AIツールを展開、ライターがアイデアを広げるための支援をスタート。

Canvaの共同創業者兼最高製品責任者のキャメロン・アダムスは、

「提案書、会議のアジェンダ、ブログ記事、ソーシャルコピー、カバーレターなど、あらゆるものの下書きに便利です。作成したいものを説明するプロンプトを入力するだけで、下書きができ、それをもとに編集していくことができます。Adamsによると、白紙のページへの恐怖を取り除き、自分好みにカスタマイズできる下書きを提供することができます。まだ始まったばかりですが、このテクノロジーによって、マーケティング担当者や知識労働者の生産性が大幅に向上しています」と説明をしています。

最初のお題を与えることで、編集可能な文章を生成してくれるChatGPTと似たサービスですね。

キャッチコピーとデザインを含む広告やコンテンツを創るクリエイターにとって最適!かなり便利かも!

  

2. GPT for Google Sheetshttps://gptforwork.com/

これ、めちゃめちゃ便利そう!(これを書いてる2023年2月時点では、日本語はまだ対応してないようです)

Google Sheets と Google Docsの拡張機能として追加できます。

リストのクリーニング、固有名詞や特定項目の抽出、フォーマットの変換、編集、要約、翻訳、分類もGPTを使ってコマンドを出せばかなりの時間削減に繋がる効率的な作業ができそうです。

更に広告のコピー、キャッチフレーズ、キャンペーンメールの件名など、顧客の関心を引くために必要なものを作成することもできます。この拡張機能により、Google Sheets / Docs とChatGPTのタブを行ったり来たりする必要がなくなり、すべてが1つの場所に集約された状態で作業できるようになります。これはやばい。

うまく使いこなす(AIを有効活用する)ためのアイデアが重要になってきますね。

  

3. Eleven Labs(イレブンラボ)https://beta.elevenlabs.io/

音声メディアやオーディオの分野にいる人たちにとっては、かなり興味深いはず。

「あなたの声のAIクローンを簡単に作ってくれます」

どんな声やスタイルでも高品質の音声を生成、人間のイントネーションや抑揚をレンダリングし、文脈に基づいてデリバリーを調整します。コンテンツクリエイターやゲーム開発者などのストーリーテリング、ニュース記事やブログ、ニュースレターの読み上げ、オーディオブックなどに有効利用できる機能です。

文章を一つ一つ生成するのではなく、発話が前後の文章とどのように結びついているかも考えられています。すごい。。。ポッドキャスト業界にも影響ありそう!

この動画が分かりやすいです: https://youtu.be/kqzI91YIfmw

  

4. Midjourney(ミッドジャーニー)https://midjourney.com/home

Midjourneyは、AIアートを作りたい人に最適なメディアです。Dall-E 2と同様に、テキスト入力でグラフィックやアートを作成することができます。どんな内容のアート / 画像が欲しいかを正確に伝えるだけで、数秒のうちに作成してくれるとのこと。

他のAIツールと同様に、初稿をスキップするのに役立ちます。また、アートチームと一緒に仕事をしていて、スケッチが苦手な場合は、Midjourneyに指示を出して、デザインチームに自分の考えているアイデアのイメージを見せることもできます。

スケッチとかの技術、もう不要になるのかな・・・

  

5. Usechannel.com(ユーズチャンネル)https://www.usechannel.com/

どんなデータに関しても簡単に答えてくれる優れもの。最も一般的な4つのデータウェアハウス(Postgres、MySQL、BigQuery、Snowflake)のデータセットを接続し、質問をするとすぐに回答が得られるとのこと。まるで、自分だけのデータアナリストを持ったような感覚。データのビジュアライゼーションを生成し、好みに応じて適切なグラフの種類を選択します。アナリストからプロダクトマネージャーまで、誰にでもシンプルに使えるように設計されているようです。

ビッグデータを扱うデータアナリストの仕事はどう変化するのか!?

  

6. Papercup.com(ペーパーカップ)https://www.papercup.com/

このウェブサイトを使えば、AIを使ってどんな動画でも翻訳することができます。70以上の言語に対応しているので、動画制作者は様々な国の何百万人ものユーザーにアプローチすることができるようになっちゃいます!

合成音声は、Papercupの人間の翻訳者チームがすべての単語をチェックし必要な変更を加えてくれる。そして、他の言語市場でもすぐに使える吹き替え版の動画を受け取ることができます。ユーチューバー、コンテンツ制作者、メディア企業、eラーニングなどに最適です!

言語の壁がここまで下がると、コンテンツ発信も世界基準で考えていくべきですよね!

  

7. Tome(トーメ)https://beta.tome.app/

Tomeは、モバイル対応のキャンバス、ドラッグ&ドロップによる作成、レスポンシブフォーマット、インタラクティブコンテンツなどAIを駆使したプレゼンテーション作成機能を融合しています。Figma、Looker、Framer、GIPHYなどとのアプリ統合も可能。つまり、プロンプトを入力してストーリーの草稿を得ることから、ネイティブのビデオナレーションまで、ストーリーテリングを次のレベルに引き上げることができるのです。それぞれのプレゼン内容を、簡単に会社のブランディングに落とし込むことができます。

Tomeの共同設立者兼CEOであるKeith Peirisは、「私たちは、インテリジェントでダイナミック、かつインタラクティブな新しいストーリーテリングのフォーマットを提供し、従来のスライドツールよりも使いやすく、より強力にするためにTomeを作りました」と述べています。

Tomeにはジェネレーティブ・ストーリーテリングもあります。誰でも簡単なプロンプトから、インテリジェントなコピーと画像を備えたプレゼンテーション、アウトライン、ストーリーを作成することができます。また、TomeのAIとコラボレーションして、コピーを書き換えたり、テキストをより簡潔に、あるいはより精巧に調整したり、求める声のトーンを指定したりすることも可能です。

すごい!

  

8. Rationale(ラショナル)https://rationale.jina.ai/

このAIツールは、経営者、マネージャー、個人の厳しい決断を支援するためのものです。懸案事項や判断が難しい選択事項を入力するだけで、AIツールが長所と短所をリストアップしたり、*SWOT分析を生成したり、因果関係を分析したりして、選択肢を吟味する手助けをします。ペルソナを作成してコンテキストやバックストーリーを提供し、よりパーソナライズされた分析を得ることができます。

大小問わず、ビジネス上の意思決定を行う際の出発点として最適です。例えば、次の1時間を深い仕事に費やし、キャッチボールミーティングを欠席するという決断について、長所と短所の分析を依頼しました。すると、長所は生産性の向上、時間の有効活用、ストレスの軽減であり、短所は人脈作りの機会の減少、アップデートの遅れ、ネットワークの機会を損なう可能性であることが分かりました。各ポイントには、その理由も記されています。

*SWOT分析=Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の4つの要素で要因分析すること

これは面白い。相談相手が必要な経営陣(社員や部下には相談しにくい)の方々の役に立ちそう!

  

9. OtterPilot(オッターパイロット)https://otter.ai/

Otter.aiの最新ツールは、自動ミーティングサマリーや自動スライドキャプチャなど、AIを活用した新機能を導入しミーティングプロセスをさらに効率化するもの。

スマートAIミーティングアシスタントが自動的にミーティングに参加し、ワーカーのためにメモを取ります。これらは、出席者全員と出席できなかった人とで共有されます。それは、プレゼンテーションのスライド、会議の要約、重要なデータポイントやアクションアイテムの形で提供されます。

今は英語のみのようですが、議事録やレポートの作成が一瞬で終わりますね。やばこれ!

  

10. Jasper.ai(ジャスパー)https://www.jasper.ai/

Jasper.aiは、マーケティングやコンテンツの役割を担う人々が、ブレインストーミングやアイデア出し、重要なポイントを見逃さないための最初のドラフトアウトラインを作ってくれるツールです。

要は、ソーシャルメディア、広告、Eメール、記事など、特定のブランドに合わせたコンテンツを作成できるAIコピーライターです。

これも本当にすごい。。。仕事なくなるやん。。。

以上、

なんともすごい世の中になりました。

今までの人類の歴史の中でも産業革命や、エネルギー革命、インターネット革命など、大きく世界が変わる時代を経てきましたが、今まさにAI革命とでもいうべき新しい時代に突入する真っ只中にいるのではないでしょうか?

テクノロジーが発達すればするほど生産性は上がっているはずですが、なぜか働く時間も長くなってない?

という矛盾も抱えつつ、今後のAIとの付き合い方や働き方もゆっくりじっくり考えてみたいですね。

それでは、みなさま GOOD LUCK!!

ビジネスコンサルティング、起業・マーケティング支援サービスに関しては、無料相談フォームよりご連絡ください。

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板倉光孝 (Mitsu Itakura ゼロハチロック:CEO)

板倉光孝 (Mitsu Itakura ゼロハチロック:CEO)

ライタープロフィール

カリフォルニア州レドンドビーチ在住。愛知県豊田市生まれ。21歳で渡米後、レストランでアルバイトをしながら、バンド活動とサーフィンに没頭。メディア運営に興味を持ち始め、ビジネスの世界へ。
全米最大級の日系オンラインメディア運営会社にて、広告販売を中心とした営業部の立ち上げ、新規エリア開拓、マーケティング戦略・イベント企画の立案、遂行など、営業/販売サイドの統括責任者として実績を残す。11年連続売上増に貢献した後退社。2016年1月、米国法人 Zero-Hachi Rock, Inc.を設立。ロサンゼルスを中心に、起業支援、日系企業のセールス/マーケティング支援、日本企業のアメリカ進出支援を主な事業として活躍中!

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