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帰国受験対策

日本の学校選びはどうすればいい? 受験までの準備・対策は? 2021年から大学入試センター試験に代わり導入される「大学入学共通テスト」って何? 気になる帰国受験の対策を、専門家が詳しくアドバイスする。

新型コロナウィルスの影響により、2021年の入試の状況は変更となる可能性があります。

中学受験

中学受験のメリットとは
小学生のお子さんをお持ちで日本への帰国が決まっている場合、お子さんの進学は悩みの一つではないでしょうか。帰国地にもよりますが、公立中学校に通わせるか、もしくは受験して私立中学校などに進学するか。中学受験をして希望する学校に進学するメリットは、お子さんの海外での経験を生かせるというのが大きな点です。

英語に力を入れている学校や帰国生の多い学校では、海外生活経験を持つ同じような境遇の生徒がたくさんいるので、海外で身につけた語学力にふさわしいレベルの学習ができるでしょう。学校によっては、帰国生を別室に集めて教える取り出し授業を行うところや、インターナショナルクラスがあるところなどもあります。また、取り出し授業がない場合でも、帰国生が多い学校であれば、英語の習熟度別にクラスが設けられていることもあります。

志望校の選び方

中学受験をするとなると、気になるのが学校選びです。志望校ありきで受験を決めたという場合もあれば、受験を前提に志望校を決めるという場合もあるでしょう。まずは外せない条件やお子さんの希望などを明確にして、慎重に学校選びを進めることが重要です。

中学受験を行う学校のタイプは大きく分けて私立校、国立校、公立中高一貫校があります。一般的に国立校や公立中高一貫校は、各生徒の自主性に任せるところが大きい傾向にあります。将来的に大学受験をする際の対策も、個々が予備校や学習塾に通って補うということが多いです。そのため、自分で計画を立てて机に向かうことができる生徒に向いているといわれています。

一方、私立校は、進学に力を入れている学校、情報機器を積極的に取り入れて先進的な教育を行っている学校、留学を推奨するコースを備えている学校、大学附属校など、学校によって特徴や校風がまったく異なります。規律や礼儀作法に厳しく、しっかり勉強をさせる学校もあれば、自由な校風の学校、宗教教育のある学校もあります。

世間で持たれているイメージと実態にズレがある学校も多いので、できれば一時帰国時などにお子さんと一緒に学校説明会や見学に行きましょう。一時帰国のタイミングで説明会への参加が難しい場合は、個別に学校に見学が可能か問い合わせすることをおすすめします。また、大学附属校・系属校の場合は、附属大学への進学率を事前に確認しておくことも大切です。

受験に向けての準備・対策
中学受験のスタート時期は、年々早まってきています。中学受験を考えているのであれば、小3から補習校のレベルではなく学習塾レベルの教材に触れておく必要があります。また、小4からは受験用のテキストを用いて、中学受験の基礎を身につけていきましょう。小5の段階で一時帰国ができるのであれば、その際に学校見学をして目標校を絞っておくことをおすすめします。また、目標校の偏差値を知るとともに、定期的に模試を受けて自分の実力を確かめておくのも大切です。模試の目標偏差値を明確化することによって、学習の方向を定めることができます。

帰国生にとって重要な科目となる入試英語のレベルは、年々難化しています。文法に重きをおいた日本の中学受験英語は日常的な口語表現とは異なるため、現地校の授業を受けているだけでは十分なレベルに達しない場合があるのです。英語の1教科受験を取り入れている学校もありますが、帰国生にとって受験しやすい分、倍率は高くなりがち。国語・算数も含めた受験対策をしておくと、学校の選択の幅が広がって良いでしょう。国語対策には、日本語の強化が大切です。学校の課題が忙しいからと国語の対策を後回しにすると、文章に書いてある内容がまったく頭に入ってこなくなってしまうことがあります。「本が好きだから国語は大丈夫」と安易に考えず、受験レベルの文章を小4の段階から読みこなしていくことをおすすめします。

学校によっては、面接や時事を含む文章問題を課すところもあります。これらにも対応できるよう、日常的に日本のニュースを見るようにし、内容について家庭で話し合う機会を設けると良いでしょう。

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