ロサンゼルスも屋内のレストランやサロンなどでワクチン接種証明提示の義務化へ

ロサンゼルス市議会はレストラン、ショッピングモール、映画館、ヘアサロン、ネイルサロン、コーヒーショップ、ジム、美術館、ボウリング場、スパなどさまざまな屋内施設に入る際に、COVID-19の予防接種を受けていることを証明する必要があるという新しい条例を可決、ガーセッティ市長が10月6日に署名した。

一方、宗教上または医療上の理由による免除を書面で提出することが認められているが、屋外の施設を利用すること、または屋外の施設が利用できない場合には、最近のコロナウイルス検査で陰性であったことを示す証拠を提示して屋内に入ることをができる。条例によると、予防接種や免除の証明書を持たない人でも、トイレや注文商品のテイクアウトのために短時間で入店することが可能だ。

11月29日以降、この条例に違反した企業には段階的に罰金を科され、最初の違反は警告、2回目の違反は1,000ドルの罰金、4回目以降の違反は5,000ドルの罰金となる。

米国内ではニューヨークやサンフランシスコ、バークレーでも同様な条例が制定されているが、ロサンゼルス市の条例は全米で最も広範囲に及ぶものとなった。

ロサンゼルス郡では、コロナウイルスの感染者数は減少してきているが、公衆衛生局によると、同地域では依然としてウイルスによる死亡者数が1日平均14人に上る。LAタイムズ紙が追跡したデータによると、ロサンゼルス郡の住民の61%以上がワクチン接種を終えている。

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