ゼロ・ウェイストな暮らし
- 2024年9月30日
- 2024年10月号掲載
簡単シンプル!
Zero Wasteレシピ
料理で出た野菜の切れ端や果物の皮はゴミとして捨てられがちだが、これも立派な食材。使い方しだいでは料理としておいしく食べられる。ここでは、ゴミを出さないゼロ・ウェイストなレシピのアイデアを紹介する。
Zero Wasteレシピの3つのメリット
1.フードロスを減らして環境負荷削減の取り組みをサポートできる
2.これまで捨てていた部分まで料理にすることで食費を節約できる
3.栄養価の高い野菜の皮なども食べることで、体の健康面でプラス効果
野菜くずで作るベジブロス
野菜の皮や料理で残った切れ端を使ってスープストックを作ることができる。出汁として味噌汁やカレー、シチュー、鍋などに使うと栄養たっぷりの料理が出来上がり!
<材料>
・野菜の切れ端など 両手1杯分(250g程度)
・水 1リットル程度
・酒 小さじ1
<作り方>
1.すべての材料を大きめの鍋に入れる
2.鍋を火にかけ、強火で沸騰直前まで煮る。沸騰したら弱火にして20~30分煮込む
3.ざるでスープを濾し、粗熱を取る
残り野菜のふりかけ
残りものの野菜の切れ端を使ったふりかけを作って常備しておけば、忙しい朝やちょっと彩りを添えたい時に手間をかけずにごはんのお供ができる。
<材料>
・ブロッコリーの芯やダイコン、ニンジン、セロリの葉っぱなど ある分だけ
・塩 適量
・白ごま 適量
<作り方>
1.野菜をまとめてフードプロセッサーにかけ、細かくする
2.熱したフライパンで炒める
3.塩で味付けし、最後に白ごまを混ぜ合わせる
※お好みでごま油や唐辛子を加えてもOK!
干し野菜で残りもの長持ち
野菜を買いすぎてしまったり、使い切れなかったりすることはよくあるもの。そんな時は干し野菜にすることで、うまみを凝縮したまま長持ちさせることができる。
<材料>
・使い切れなかった野菜 ある分だけ
※初めての場合は失敗しにくい根菜類やキノコ類がおすすめ
<作り方>
1.野菜は千切りや薄めの輪切り、いちょう切りなどでなるべく薄くカットする
2.カットした野菜の表面についている水分をペーパータオルなどで拭う
3.通気性の良いざるの上に重ならないように広げる
4.好みの干し具合に合わせて半日~数日かけて干す
※湿気の多い時期は避けて、カラッとした季節に干すのがおすすめ。室内の日当たりの良い窓際でもOK。
根っこや芯は捨てずに再生!
本来なら捨ててしまう野菜のヘタや根の部分、実は水に浸けておくと葉が伸びて再度収穫ができる。肥料がなくてもどんどん伸びて再生野菜の収穫ができるので、節約しながらリボーンベジタブルを楽しもう。
<再生できる野菜>
豆苗
ねぎ
小松菜
キャベツ
ブロッコリー
レタス
玉ねぎ
水菜
かぶ
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