理研ベンチャーと特許契約 iPSから網膜
- 2013年2月21日
- 日本発ニュース
【共同】京都大の山中伸弥教授が開発した人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製技術に関する特許を管理するiPSアカデミアジャパン(京都市)は21日までに、日本網膜研究所(福岡市)と特許使用のライセンス契約を結んだ。
網膜の病気を治療するため、患者の皮膚や血液から、iPS細胞を作ることが認められた。有効期限は少なくとも2026年まで。
日本網膜研究所は理化学研究所のベンチャー企業。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の高橋政代プロジェクトリーダーらによる世界初のiPS細胞を使った網膜の再生治療の臨床研究実施に向け、準備を進めるため設立された。
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