オンライン小売ソリューションを提供するショッピファイ(Shopify)使っている小売業者らは、同社とターゲット(Target)の提携によって、ターゲットの数百万人の買い物客に商品を販売できるようになった。
テッククランチ誌によると、両社は6月24日、ショッピファイ・プラットフォームの採用販売業者らがターゲットの第三者小売業者向けオンラインいちば「ターゲット・プラス(Target Plus)」への出店を申請できると発表した。
ターゲットはその結果、ショッピファイの顧客業者らがターゲット・プラスで販売できるようにするためにショッピファイと提携した最初の大規模小売店チェーン大手となった。
2019年に立ち上げられたターゲット・プラスは、招待された小売業者だけがターゲット・ドット・コムで販売できるようにする制度だ。
小売業界では、アマゾンやウォルマート、イーベイに代表されるよう第三者小売業者らができるかぎり多くの消費者に販売できるよう巨大なオンライン小売プラットフォームによって中小の小売業者らに販売機会を提供している。
その点ではターゲットは大きな遅れをとっている。その差を縮めようとねらうのがターゲット・プラスだ。
ただ、ショッピファイは1200の提携小売業者を抱えるが、アマゾンの約200万の小売業者やウォルマートの13万5000業者にくらべると協力小売業者基盤が圧倒的に小さい。
(Gaean International Strategies, llc社提供)
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