スマート腕時計、業界側と消費者側に温度差 〜 IDCは販売低迷を予想

 スマート腕時計に対する消費者の反応はさまざまだが、電子機器業界では新市場創造への期待感が高まっている。

 インベスターズ・ビジネス・デイリー紙によると、クアルコム(Qualcomm)は先日、スマート腕時計「トーク(Toq)」(349.99ドル)の販売を自社ウェブサイトで開始した。

 サムスン(Samsung)は「ギャラクシー・ギア(Galaxy Gear)」(299.99ドル)、ソニーは「スマートウォッチ(SmartWatch)2」(199.99ドル)をすでに発売しており、ペブル(Pebble)をはじめとする新興企業も同市場に参入している。

 トークはグーグル(Google)のアンドロイド(Android)OS搭載スマートフォン対応で、ブルートゥース(Bluetooth)によってスマートフォンに接続する。

 利用者は、テキスト・メッセージや会議リマンダーをトークの画面で確認できるほか、かかってきた電話に対し応答と拒絶を行える。

 トークにはまた、アキュウェザー(AccuWeather)の天気や、イートレード・ファイナンシャル(E-Trade Financial)の株価情報アプリケーションが内蔵されている。

 クアルコムはトークを、省電力ディスプレイや無線充電といった同社技術を電子機器メーカーに売り込むための技術実演ツールと位置づけている。

 ただ、調査会社ガートナーはスマート腕時計の市場について、高価格で利用価値が見え難いことを挙げ、2013年の年末商戦では売り上げ低迷を予想する。ほかにも認知度や消費者による関心の低さ、完成度の低さを普及の障害として指摘する。

 一方、アップル(Apple)やグーグル、HTC、LG電子(LG Electronics)、マイクロソフト(Microsoft)もスマート腕時計市場への参入が噂されており、IT業界の注目度は高い。

 ロイター通信によると、サムスンはギャラクシー・ギアについて、9月の発売以降、80万台を販売したと発表している。

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