GMにリコール関連で罰金〜運輸省、質問への回答遅れで

 ゼネラル・モーターズ(GM)が点火スイッチの欠陥で約259万台をリコール(無料回収・修理)した問題を調査している運輸省道路交通安全委員会(NHTSA)は8日、質問への回答の遅れを理由に、同社に罰金を科すと発表した。

 ロイター通信によると、NHTSAがGMに出した質問107件に対するすべての回答が、期限の今月3日までに行われなかった。このため同委員会は「1日遅れるごとに7000ドルの罰金を科す」と書簡で通告した。7日現在で2万8000ドルが請求された。

 NHTSAは、GMが最初に欠陥を知ってから今年2月にリコールを申請するまでなぜ10年以上もかかったのか調査している。

 点火スイッチに欠陥がある「サターン・イオン」「シボレー・コバルト」などのGM車が絡む事故で、これまでに12人が死亡している。欠陥はエンジンの急停止や電気系統の中断を引き起こし、衝突事故が起きてもエアバッグが開かなかったり、ブレーキやハンドル操作が困難になったりする事態につながる。

 NHTSAは書簡で、同委員会の質問に対してGMは期限までに3分の1以上答えていないと指摘した。17ページにわたる質問の大部分は、今回の欠陥をGMの誰がいつ知ったか尋ねる内容で、GMには3月4日に伝えられた。

 書簡によると、GMは3月20日、NHTSAに「すべての技術的な質問に期限までに回答するのは無理」と伝えた。当局は回答に時間をかけることに異存はなかったが、GMにはすべての質問に期限内に答えるよう求めていた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
STS Career

注目の記事

  1. 2025年12月1日

    就職&雇用ガイド2025
    監修 STS Career https://usfl.com/author/stscar...
  2. 2025年10月8日

    美しく生きる
    菊の花 ノートルダム清心学園元理事長である渡辺和子さんの言葉に、「どんな場所でも、美しく生...
  3. 2025年10月6日

    Japanese Sake
    日本の「伝統的酒造り」とは 2024年12月、ユネスコ政府間委員会第19回会合で、日...
  4. アメリカの医療・保険制度 アメリカの医療・保険制度は日本と大きく異なり、制度...
  5. 2025年6月4日

    ユーチューバー
    飛行機から見下ろしたテムズ川 誰でもギルティプレジャーがあるだろう。何か難しいこと、面倒なこ...
  6.        ジャズとグルメの町 ニューオーリンズ ルイジアナ州 ...
  7. 環境編 子どもが生きいきと暮らす海外生活のために 両親の海外駐在に伴って日本...
  8. 2025年2月8日

    旅先の美術館
    Norton Museum of Art / West Palm Beach フロリダはウエ...
ページ上部へ戻る