ロシア6機が列島周辺飛行 空自緊急発進
- 2014年4月15日
- 日本発ニュース
【共同】防衛省統合幕僚監部は15日、ロシア軍のTU95爆撃機計6機が同日、2機ずつ3ルートで日本列島周辺を飛行し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)したと発表した。領空侵犯はなかった。
1日に6機が列島周辺に飛来し、スクランブルで対応するのは極めてまれ。ロシア機は14日も計4機が列島周辺を飛行しており、防衛省は、ロシアの活動が活発化した意図を分析している。
防衛省によると、3ルートのうち一つは、朝鮮半島東側の日本海から東シナ海を経て、南西諸島を通過し、太平洋側の日本列島沿いを北上。ほか二つのルートは北方領土付近から宗谷海峡を経て日本海に入り、列島沿いを往復した。このうち1ルートは、中国地方沖合まで達した。
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