田中将が右肘靱帯部分断裂 復帰8月、不調なら手術も
- 2014年7月11日
- スポーツニュース
【共同】大リーグ、ヤンキースのブライアン・キャッシュマン・ゼネラルマネジャー(GM)は10日、電話会見に応じ、故障者リスト(DL)入りしていた田中将大投手(25)が、右肘の内側側副靱帯を部分断裂していることを明らかにした。
今後について「リハビリには6週間かかる」と話し、復帰が早くても8月下旬になるとの見通しを示した。また「リハビリがうまくいかなかった場合には手術も選択肢に入ってくる」と述べ、状況によっては通称トミー・ジョン手術といわれる靱帯修復手術を受ける可能性にも言及した。
同GMによると、田中将は10日にシアトルでチームドクターら3人の医師の診断を受けた。3人ともに手術は勧めなかったという。今後はニューヨークで治療を受ける見込み。
■今後案じる米メディア 田中将の靱帯部分断裂受け
【共同】大リーグ、ヤンキースの田中将大投手が右肘靱帯を部分断裂したことを受け、米メディアは今後の同投手をめぐる不安と、チームに与える影響などを報じた。
USAトゥデー紙(電子版)は「タナカはトミー・ジョン(靱帯修復)手術が必要になるかもしれない」との見出しで「ヤンキースの消え入りそうなプレーオフ進出の望みが大打撃を受けた」と伝えた。
スポーツ専門局ESPN(電子版)のマシューズ記者はコラムの中で、ヤンキースが手術に踏み切らないことを「賭け」と表現。通常、復帰までに1年程度といわれる手術を「いま受ければ2015年シーズンの球宴期間に戻れる」と記し、6週間のリハビリを経た末に手術を迎えた場合、15年シーズンも棒に振り、16年からの復帰になる可能性があるとしている。
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