米国人記者を解放 シリアで2年間拘束 イスラム国と別組織

 【共同】ケリー国務長官は24日、声明を出し、内戦下のシリアで国際テロ組織アルカイダ系の「ヌスラ戦線」に拘束されていた米国人ジャーナリスト、ピーター・テオ・カーティス氏(45)が約2年ぶりに解放されたと発表した。

 家族によると、カタール政府が解放交渉を仲介した。ケリー氏は声明で、米政府が20カ国以上に支援を求めてきたと指摘。シリアで拘束されている他の米国人の救出に向けて「外交、情報、軍事面であらゆる手段を使う」と強調した。

 シリアでは、別の過激派「イスラム国」が米国人ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリー氏を殺害する残忍な映像を公開したばかり。イスラム国は少なくともほかに米国人3人を拘束。千葉県の湯川遥菜さんも拘束しているとみられ、日本政府が確認を急いでいる。

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