「安全宣言」学者に無罪 イタリア地震、1人は一部有罪

 【共同】2009年のイタリア中部地震の発生前に「安全宣言」と受け止められる判断を示し被害拡大をもたらしたとして、過失致死傷罪に問われ一審で禁錮6年の実刑判決を受けた学者7人のうち6人に対し、最大被災地ラクイラの高裁は10日、一審判決を破棄し、無罪を言い渡した。イタリアのメディアが報じた。

 当時の防災庁幹部だった1人については一部の被害者に対する過失責任を認めたが、執行猶予付きの禁錮2年に減刑した。

 地震では309人が死亡、6万人以上が被災しており、被災者らは判決に反発。検察側は上訴するとみられ、最終判断は最高裁に委ねられる見通しだ。

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