来月5日ごろに交渉会合 TPP、事務レベル

 【共同】環太平洋連携協定(TPP)交渉に参加する日米など12カ国は、12月5日ごろをめどに首席交渉官会合を含む事務レベルの交渉会合を再開する方向で調整に入った。交渉を主導する米国のフロマン通商代表は来年2月に閣僚会合を開き、その場で大筋合意に持ち込みたい意向という。交渉関係者が12日までに明らかにした。

 交渉官会合は数日間続き、関税を扱う「物品市場アクセス」のほか「知的財産」「国有企業改革」「環境」「原産地規則」の難航分野を話し合う。並行して農産品や自動車の日米協議も行われる可能性がある。

 12月中旬以降は、クリスマスや正月、アジアが長期休暇となる旧正月などがあり、日程確保が難しい。そのため、できるだけ早い時期の事務レベルの交渉再開が望ましいと判断した。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る