日本クラブウェビナー 「桐谷さえり氏によるメトロポリタン美術館名作案内」Part 2を開催

ニューヨークを拠点に活動する日本クラブが、多くの人々のリクエストに応える形で美術家の桐谷さえり氏を再び迎え、「メトロポリタン美術館名作案内」のウェビナー第2段を開催する。

メトロポリタン美術館は、ルーブル美術館、大英美術館と並ぶ世界三大美術館の一つ。そんなメトロポリタン美術館は、世界の美術品の宝庫といっても過言ではない。その宝庫の中の作品一つ一つには、時代を背景に人との繋がりがあり、美術の変わりゆくムーブメントがあり、凝縮された作家の情熱が注がれている。19世紀にはパリ万国博覧会を期に、日本美術も大きくヨーロッパに浸透していく。

第2回目では美術館の地図と照らし合わせながら、ギリシャ神話やダンテの新曲、ルネッサンスと宗教、そしてアートムーブメントなどにも視点をおきながら、古代ギリシャ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アメリカ、日本の空間を旅する。今回は、古代ギリシャの彫刻、ダンテの新曲を題材にした19世紀の彫刻ウゴリーノ、中世の間、ヨーロッパの甲冑の部屋、ダマスカスの部屋、ヨーロッパのルネッサンスからアメリカのモダンアートまでエクストリームへと案内する。

桐谷さえり
金沢出身、ニューヨーク在住。サンフランシスコ州立大学、サンフランシスコ・アート・インスティテュートで学士終了、その後、ペンシルベニア大学大学院で修士終了。ポーラ美術振興財団、文化庁、NY Foundation of Arts、ゴールドマンサックス・ギブズ、サン・ダルフォー社などから助成金授与。 ウィーン美術アカデミーにて客員アーティストとして滞在、ウィーン美術アカデミー、金沢大学、ニューヨーク大学などでも講演。ディエゴ・リベラ・ギャラリー、クロアチア・スプリット美術館、金沢21世紀美術館、在オーストリア日本大使館などで個展。スミソニアン・ ポートレート・ギャラリー、ボルティモア美術館、東京都美術館、ザグレブ美術館、ボスニア・ビエンナーレ、ルーブル美術館、イタリア・フラッシュアート展など、国際的なグループ展に参加。2021年4月に日本クラブで個展予定。

桐谷さえり氏によるメトロポリタン美術館名作案内
■日時:2020年9月10日(木)7:00-8:00pm
■参加費:無料(任意で医療従事者へのお弁当プロジェクトへ寄付)
■申し込み:日本クラブのウェブサイト(www.nipponclub.org
■問い合わせ:事務局の本多 (yhonda@nipponclub.org) まで

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