全米日系人博物館「経と聖書:信仰と日系アメリカ人の第二次世界大戦中の強制収容」展を開幕

強制収容所においても、戒厳令下やヨーロッパの戦場においても、日系アメリカ人は信仰を頼りに強制立ち退きや終わりの見えない収容生活、不当な強制送還、家族との別れ、兵役、再定住など、日系という人種や彼らの宗教が国の安全を脅かすと見なされた時代を生き抜いてきた。

「経と聖書:信仰と日系アメリカ人の第二次世界大戦中の強制収容(Sutra and Bible: Faith and the Japanese American World War II Incarceration)」展は、全米日系人博物館とUSC伊藤真聰日本宗教・文化研究センターが共催するもので、国立公園局日系アメリカ人強制収容所助成プログラムの支援を受けている。

同展は、日系アメリカ人が鉄条網の中での戒厳令下、戦場で生き延びていくために仏教とキリスト教のコミュニティがどう心の拠り所となり、希望を与え慈悲の心を教えてきたのか、そのさまざまな道のりを紹介する。展覧会の中心となるのは、ハートマウンテン強制収容所の墓地から掘り出された法華経の言葉が墨書きされた経石や、救世軍の北地満寿夫大佐がポストン強制収容所に収容されていた間に肉筆で記した注釈付きの二カ国語聖書をはじめとする収容所で編まれた聖典。

同展を通して、第二次世界大戦中の日系アメリカ人の経験における、宗教の教えや実践、そして宗教的コミュニティが果たした役割が浮かび上がる。

経と聖書:信仰と日系アメリカ人の第二次世界大戦中の強制収容
Sutra and Bible: Faith and the Japanese American World War II Incarceration
■会期:2022年2月26日(土)〜11月27日(日)
■会場:全米日系人博物館(100 N Central Ave, Los Angeles, CA 90012)
■公式ホームページ:https://www.janm.org/ja

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