ラスベガスシティFCが
First-Mover Foundationと業務提携

2018年から一般財団法人First-Mover Foundation(本社:大阪、以下:FMF)が、プロサッカーチームのラスベガスシティFCの経営に参入することが決まった。今回の業務提携を通じ、FMFによるラスベガスシティFCへの出資、日本やヨーロッパのクラブとの交流促進が行われる。

ラスベガスシティFCオーナーのラファエル・モレノ氏は「これまでは中南米のコネクションを活用し、クラブのブランディングや強化を図ってきた。First-Mover Foundationと手を組むことにより、日本はもちろんヨーロッパの名門クラブとの関係も強化していきたい」とコメント。

また、FMF×ラスベガスシティFC プロジェクトマネージャーの宮代幸輝氏(写真右)は「今回のパートナーシップにより、挑戦しながら学ぶことができる機会が得られたことを非常に嬉しく思う。ラスベガスシティFCでの経験を通して、世界に挑戦する若者が沢山出てくることを期待している」と述べた。

ラスベガスシティFCには2017年から日本人で唯一、元J2ロアッソ熊本の田島翔選手(写真左)が所属しており、2018年からさらに3年契約を結んだ。田島選手は「1年でここまでの輪が広がったのはとても嬉しい。ラスベガスをサッカーで盛り上げたいと思っていたし、日本とラスベガスの交流が始まることを考えるとワクワクが止まらない。去年はグランド内外でクラブに貢献できたと自負しているが、今年は去年以上の結果を残したいと思う」と抱負を語った。

ラスベガスシティFCはMLS(メジャーリーグサッカー)参入を目指し、2016年設立。米4部相当リーグのUPSL(ユナイテッドプレミアサッカーリーグ)所属。

First-Mover Foundationホームページ:https://fmf.or.jp/

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  2. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  3. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  4. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
  5. 私たちは習慣や文化の違いから思わぬトラブルに巻き込まれることがあり、当事務所も多種多様なお...
  6. カナダの大西洋側、ニューファンドランド島の北端に位置するランス·オー·メドー国定史跡は、ヴァイキン...
  7. 2023年12月8日

    アドベンチャー
    山の中の野花 今、私たちは歴史上経験したことのないチャレンジに遭遇している。一つは地球温暖化...
  8. 2023年12月6日

    再度、留学のススメ
    名古屋駅でホストファミリーと涙の別れ(写真提供:名古屋市) 以前に、たとえ短期であっても海外...
ページ上部へ戻る