「ジャパン・ハウス ロサンゼルス」が全面オープン
記念式典を開催

ロサンゼルスのハリウッドに拠点を置く「ジャパン・ハウス ロサンゼルス」が、8月24日に全館会館、25日から一般公開を開始した。

ジャパン・ハウスは、日本の文化や魅力を発信することにより知日派・親日派の拡大を目的とした、総合エンターテインメント施設。平成29年4月にはサンパウロに開館、同年12月にはロサンゼルスで一部開館、そして平成30年6月にはロンドンに開館した。

ロサンゼルスの拠点は、昨年12月にハリウッド&ハイランドモール内の2階部分にショップやギャラリースペースがオープン。そして今回8月24日には、5階部分にライブラリーと多目的スペース、そしてレストランを併設した施設がオープンを迎えた。

全面開館となった24日には、ドルビーシアターボールルームで記念式典を開催。政財界からおよそ800人もの来場者を迎え、盛大に祝った。式典の司会進行は俳優のジョージ・タケイ氏が務め、オープニングのスピーチでは海部優子館長をはじめ、ガルセッティ・ロサンゼルス市長や河野太郎外務大臣など豪華な顔ぶれが並んだ。

左:海部優子館長 右:河野太郎外務大臣

さらに会場を沸かせたのは、ジャパン・ハウス ロサンゼルスのアドバイザーに就任したアーティストたちによるパフォーマンス。

演出振付家MIKIKOさん率いるダンスカンパニー「ELEVENPLAY」は、最先端のテクノロジーを使ったアート作品に取り組むRhizomatiksとのコラボレーションによるダンスパフォーマンスを披露。舞台を照らすレーザーの動きと寸分違わぬ正確なダンスパフォーマンスは斬新なエンターテインメント性があり、世界からも注目を集めている。

ELEVENPLAYとRhizomatiksのコラボレーション

また、アメリカをはじめ幾度となく海外でライブを開催し、世界中から評価されているロックバンドX-JapanのYOSHIKIさんも登壇。アメリカの国歌や『Endless Rain』などをピアノで演奏し、軽快なトークを披露しつつ会場を盛り上げた。

YOSHIKIさんによるピアノのパフォーマンス

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