東海岸の物流マップに変化〜eコマース用の倉庫が急増

 eコマース(電子商取引)の隆盛が続く中、東海岸の物流地図が変わりつつある。
 
 ウォールストリート・ジャーナルによると、陸上小貨物輸送大手のフェデックス・グラウンドはこのほど、ペンシルベニア州リーハイバレー地域のアレンタウンシップで同社最大となる物流拠点(80万平方フィート)の建設を開始した。
 
 ハリスバーグやヨークに代表される同州中部は、緩い区画規制、都市部への便の良さ、安い土地代といった理由で古くから倉庫が集まる地域だった。しかし事業用不動産大手CBREによると、インターネット通販事業者が商品の翌日、当日配送を強化したこの5年間は、大都市ニューヨークに近い北部のリーハイバレーで倉庫の建設が急増している。
 
 最近のリセッション(景気後退)が終わった2010年第2四半期以降、リーハイバレーと州中部を含む州間道I-78およびI-81に沿った地域ほど倉庫市場が成長した場所はない。この間に増えた倉庫の面積は5600万平方フィートに及び、倉庫市場の成長率は25%といずれも2桁で伸びたヒューストン、オハイオ州コロンバス、ロサンゼルス東部の内陸部を上回っている。
 
 倉庫利用者にはウォルマート・ストアズや安売り店ダラー・ゼネラルなどが含まれ、物流拠点としての倉庫面積は過去3年間で約700万平方フィート増えた。今年だけでもサムスン電子、いすゞ自動車、個人向けオンライン・スタイリングサービスのスティッチ・フィックス(Stitch Fix)がウェアハウスの高額リース契約を交わしている。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

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