ロウズ、自律稼働型ロボットを店内に配備 〜来店客対応自動化で業務効率化

 日曜大工用品量販チェーン大手ロウズ(Lowe’s)は、湾岸地域(サンフランシスコとその周辺)の11支店に自律稼働型サービス・ロボット群を9月から配備することを明らかにした。
 
 コンピュータワールド誌によると、ロウボット(LoweBot)という名称の同ロボットは、来店者が探している商品がどこにあるかといった簡単な質問に答えることで、買い物を便利にするよう開発された。
 
 ロウズでは、簡単な質問への対応をロボットに任せることで、来店者からの複雑な要望に店員らが丁寧に対応できるようにし、顧客サービスの質を向上させようと狙っている。
 
 ロウズは、ロウボット導入決定に先駆けて、傘下の金属品小売店オーチャード・サプライ・ハードウェア(OSH)の支店でOSHボットという自律稼働型サービス・ロボットを2014年から2年間ほど試験運用した。
 
 高さ約5フィートのロウボットは、シリコン・バレー新興企業のフェロウ・ロボッツ(Fellow Robots)が開発を手がけた。スクリーンが背中と胸に取り付けられており、来店者はそのスクリーンを使うことで質問内容を伝える。
 
 ロウボットには、在庫スキャニングや監査ソフトウェア、自律移動機能、音声認識ソフトウェアが搭載されている。
 
 【http://www.computerworld.com/article/3113742/robotics/a-robot-may-help-you-buy-a-hammer-at-lowes.html?google_editors_picks=true】(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

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