「〜っぽい」を英語で表現
- 2017年11月30日
今日のコラムでは「子供っぽい」「外国っぽい」「風邪っぽい」など、日本語の「〜っぽい」の英表現について触れてみようと思います。表現の仕方は話す人や状況によって様々ですが、その中でもよく耳にする3つの表現方法をご紹介いたします。どれも用法は簡単なので覚えておきましょう!
1) _____ish
→「〜っぽい・〜ごろ」
“ish”は日常会話で口語的な表現として用いられ、日本語の「〜っぽい」を意味します。用法も日本語と同様に単語の語尾に付け足すだけです。「Childish(子供っぽい)」や「Selfish(自分勝手な)」のように既に正式な単語になっているものもあれば、「Yellowish(黄色っぽい)」や「Boyish(男っぽい)」のように任意の単語(形容詞/名詞)の語尾に付け加えて表現することもあります。しかし、会話で使うインフォーマルな表現なので、フォーマルな文章やスピーチで使用するのは避けましょう。
✔︎使い方:形容詞 or 名詞 + ish
✔︎その他、時間や年齢など、おおよその数字を示す場合の「〜頃」や「〜くらい」の意味としても使われる。例えば「8時頃に行く」は「I’ll be there around 8-ish.」、「彼は40歳くらいです」は「He’s 40-ish」となる。
・I feel feverish. I might be coming down with a cold.(熱っぽいな。風邪をひきかけているかも。)
・I get off work around 6 ish. I’ll call you when I’m done.(仕事は6時頃に終わるで。終わったら連絡するわ。)
2) Like _____
→「〜っぽい・〜みたい」
何かに似ていたり、何かしらの傾向が強いことを日本語では「〜みたい」や「〜っぽい」と表現しますが、それに相当する英語が“Like”になります。例えば、喋り方や仕草、ジェスチャーなどがまるで日本人のような外国人に「日本人っぽいね」と伝える場合は「You are like a Japanese person.」となります。
✔︎「Look(s) like _____(〜のように見える)」、「sound(s) like _____(〜のように聞こえる)」、「taste(s) like _____(〜のような味がする)」のように“Like”の前に任意の動詞を入れて表現することもできる。
・You sound like a native English speaker. Did you study abroad or something?(ネイティブっぽい発音だね。海外留学とかしてたの?)
・He acts like a little kid sometimes.(時々、彼は幼稚な行動すんねんな・・・)
3) Taste(s) _____y
→「〜っぽい味がする」
「〜っぽい味がする」と表現する際、アメリカ人はよく「It tastes _____y」のように語尾に「y」を加えて表現します。例えば「カボチャっぽい味がする」は「It tastes pumpkiny.」となります。友達同士で使うかなりインフォーマルな言い方です。
✔︎基本的なルールは「名詞 + y」
✔︎“Fishy”は「魚っぽい味/魚臭い」を意味するが、その他、日常会話では「胡散臭い」や「嘘っぽい」という意味としても使われる。
・This drink tastes really soapy.(この飲み物、めっちゃ石鹸っぽい味がするんだけど・・・)
・His story sounds a bit fishy to me.(彼の話ってなんか胡散臭いわ〜。)
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