ネイティブが最もよく使う「Come on」の7パターン
- 2021年8月30日
ネイティブが日常会話でよく使う表現の一つに“Come on!”がありますが、状況や言い方によって意味が変わるため、どうやって使えばいいのかわからない人も多いのではないでしょうか?今回はMarina先生と“Come on”の意味と使い方について話し合っていますので、ぜひご覧ください!
1. イントネーションで意味が変わる “Come on” (0:37)
“come on”はとてもシンプルな表現ではありますが、使う状況や言い方、イントネーションによって相手に伝わる意味が変わるフレーズです。
2. 通常のトーン&強めのトーン (1:20)
通常のトーンで“Come on.”と言うと、「こっちに来て」や「おいで」、「行こう」といった意味でとらえられますが、強い口調で“Come on!”と言うと、「もう早くしてよ」といった意味になり、イライラしていることが相手に伝わります。
3. イライラした時の “Come on” (2:38)
いつも使っている携帯電話が壊れてイライラしているときやネットが遅い時など、自分の思い通りに物事が進まない時に“Come on!”と言うと、「もう、動いてよ!」や「あ~、もうっ!!」といった意味になります。
また、この表現はスマホやPCといった機械だけでなく誰かの言動にイライラしているときに使うこともできます。例えば、相手が自分を理解してくれない時に「もう、わかってよ~」といった意味で使ったり、電車で大声でしゃべるグループに対して「いい加減にしてよ」と感じるような状況で使えます。また、何度注意しても車内での悪ふざけをやめない子供たちに対して“Come on guys. Cut it out!(あなたたち、やめなさい!)”のように使うこともあります。
4. 相手を説得する “Come on” (7:20)
提案やアイデアにあまり乗り気ではない友人を、良い意味で説得するようなシチュエーションでも“come on”を使うことができます。例えば、「きっと楽しいから遊びに行こうよ」と言って気乗りしない友達を誘う時は、“Come on, it’s gonna be a good time. Let’s just go out and hang out!!”のように表現します。
その他、レストランでバイト中の友達に「なんかおまけしてよ~」とねだるような状況で、“Come on man, hook us up!!(いいじゃん、まけてよ~!)”と表現することもあります。
5. 相手を励ます “Come on” (9:01)
落ち込んでいる相手を励ます時は、“Come on. You’re great. You’re going to be amazing. Don’t be so negative.(君はすごいんだから大丈夫だよ。そんなに悲観的にならないで)”のようにポジティブな表現と一緒に“come on”を使うことがあります。
6.応援と落胆に使う “Come on” (10:27)
スポーツ観戦中に選手を応援したり、声援を送って励ます時にも“come on”が使えます。しかし、言い方によっては「怒り」になることもあります。例えば、MLBの大谷選手が活躍している状況で“Come on, Otani!”と言うと「大谷選手、頑張れ!」や「いいぞ、大谷選手!」といった意味になりますが、一方で大谷選手がホームランを打たれてしまったり、ストライクがなかなか取れない状況でイライラしながら“Come on, Otani!”と言うと「もう何やってんの大谷選手?」といった意味になります。
7.急いでいる時に使う “Come on” (12:42)
電車に乗り遅れそうになっている時や、急いでいる時に“Come on. Let’s go!!(早く!急いでいくよ!)”と言う意味で使うこともよくあります。
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