あなたの英語が一気に自然な響きになるThatとTooの使い方
- 2021年8月23日
「あの料理は美味しくない」と完全に否定するのでなく、「あの料理はそんなに美味しくない」と部分的に否定する時は英語でどう表現するのでしょうか?“that”や“too”を文章に加えるだけでOKなので、今日のコラムで使い方をマスターしてぜひ次回使ってみてください!
1) It’s not that ____
“It’s not that”は「そんなに〜でない」を意味する表現で、ここでのキーワードは“that”です。例えば、「美味しくない」は“It’s not good.”ですが、「そんなに美味しくない」と表現する場合は“It’s not that good.”、「面白くない」は“It’s not funny.”ですが、「そんなに面白くない」は“It’s not that funny.”になります。つまり、「そんなに~」と表現する場合はシンプルに“that”を加えるだけでOKです。
ちなみにこの表現は、大袈裟な言い回しやオーバーな表現をする友達に「そんなことないでしょ」とツッコミを入れるときにも使えます。例えば、“This ramen is super spicy!(このラーメンすごく辛い!)”と言った友達に、“It’s not that spicy.(そんなに辛くないよ)”と返したり、“It’s freezing today! I can’t feel my fingers! (今日はメッチャ寒い。指の感覚がないよ)”と大袈裟に言う友達に、“What are you talking about? It’s not that cold.(何言ってんの?そんなに寒くないでしょう)”とツッコミを入れるような状況で使われます。ポイントは“that”にアクセントを置いて強調することです。
A: How was work today? Was it busy?
(今日の仕事はどうだった?忙しかった?)
B: Nah, It wasn’t that busy. I had a lot of downtime.
(ううん、そんなに忙しくなかったよ。暇な時間が多かったよ。)
〜会話例2〜
A: What do you think about the food here?
(ここの料理どう思う?)
B: Eh, it’s whatevers. It’s not that good.
(大しことないね。そんなに美味しくないよ。)
〜会話例3〜
A: Are you hungry? Let’s grab a bite to eat.
(お腹空いている?何か食べようよ。)
B: I’m actually not that hungry. I just ate a few hours ago.
(数時間前に食べたばかりだから、そんなにお腹空いていないんだ。)
2) It’s not too ____
“it’s not too”は“it’s not that”の代わりに使える表現です。この表現は直訳で「〜過ぎない」となることから、「そんなに〜ない」という意味になります。使い方は“it’s not that”と同じで、「そんなに悪くない」は“It’s not too bad.”、「そんなに暑くない」は“It’s not too hot.”と表現します。
ただし、“it’s not too”を大袈裟な言い回しやオーバーな表現をする友達へのツッコミとして使うには若干違和感があるので、その場合は上記で紹介した“it’s not that”を使うようにしましょう。例えば、駅まで歩いて20分かかることを知った友達が“It’s a 20-minute walk? I’m not walking. That’s too far.(歩いて20分?歩かないよ。遠すぎるよ)”と愚痴り始めた時に「そんなに遠くないから歩こうよ」と言う場合は、“Come on. It’s not too far. Let’s walk.”ではなく“Come on. It’s not that far. Let’s walk.”と表現します。
(今日はいい天気だね。ビーチに行こうよ。今日はあまり混んでいないといいんだけど。)
・Round trip tickets to Hawaii are 500 bucks right now? That’s not too bad.
(ハワイへの往復航空券が今なら500ドル?悪くないね。)
・To be honest, I’m not too excited about the event tonight. I’d rather not go.
(正直、今夜のイベントはあまり乗り気じゃないんだ。できれば行きたくないな。)
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