シリーズアメリカ再発見㉕
シカゴ名物球場アニバーサリー

文&写真/佐藤美玲(Text and photos by Mirei Sato)

© City of Chicago

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ミュージアムめぐり

アメリカ人の多くがシカゴを好んで訪れる理由の一つに、ミュージアムの充実ぶりが挙げられる。ダウンタウンやマグニフィセントマイルから歩いても行かれる「ミュージアムキャンパス」は、美術館や博物館、水族館が集まっている。レイク・ミシガンに面した公園で、市民のエクササイズや憩いの場でもある。

The Field Museum

Photo © Mirei Sato

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地球とそこに生きる生命すべてを探る博物館。体長40フィート半の恐竜ティラノザウルスの骨格標本が圧巻。発見されている中では世界最大で、最も完成度が高いとされる。
■所在地:1400 S. Lake Shore Drive, Chicago
■電話:312-922-9410
■入場料:一般25ドル、シニア&学生20ドル、11歳以下18ドル、2歳以下無料。3Dシアターなど一部は別料金
■詳細:www.fieldmuseum.org

The Art Institute of Chicago

The Art Institute of Chicago

The Art Institute of Chicago

アメリカを代表する美術館。面積はニューヨークのメトロポリタン美術館に次いでアメリカ第2位。入り口のライオンの像が目印。特に印象派と後期印象派のコレクションは世界有数。
■所在地:111 S. Michigan Avenue, Chicago
■電話:312-443-3600
■入場料:一般23ドル、シニア&学生17ドル、14歳以下無料。シカゴ市民とイリノイ州民は割引あり
■詳細:www.artic.edu

Adler Planetarium

© City of Chicago

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1930年にできた、アメリカで最初の天文科学館。建物は、国定歴史建造物に指定されている。ブラックホールの謎や、彗星、ガリレオの天体望遠鏡などについて学べる。
■所在地:1300 S. Lake Shore Drive, Chicago
■電話:312-922-7827
■入場料:一般24.95ドル、11歳以下19.95ドル、2歳以下無料
■詳細:www.adlerplanetarium.org

Shedd Aquarium

Photo © Mirei Sato

Photo © Mirei Sato

1930年にオープンした水族館。ベルーガ、ラッコ、ピラニア、ペンギンなど、3万2000以上の海洋生物を観察できる。白い大理石とテラコッタの荘厳な建物は、フィールド博物館やリグリー本社ビルと同じ建築家集団による。
■所在地:1200 S. Lake Shore Drive, Chicago
■電話:312-939-2438
入場料:一般39.95ドル、11歳以下30.95ドル、2歳以下無料。ツアーやショー、パッケージによって料金が異なる
■詳細:sheddaquarium.org

Museum of Science and Industry

Adam Alexander Photography

Adam Alexander Photography

1933年にオープンした、西半球で最大の科学博物館。場所はハイドパークで、ダウンタウンからは少し離れているが、見る価値はある。巨大なサブマリンU-505は、アメリカに展示されている唯一のドイツの潜水艦で、中を見学できる。竜巻や津波の仕組みを解析、飛行体験や実験などに参加もできる。
■所在地:5700 S. Lake Shore Drive, Chicago
■電話:773-684-1414
■入場料:一般18ドル、シニア17ドル、11歳以下11ドル、2歳以下無料。パッケージによって料金が異なる
■詳細:msichicago.org

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