- Home
- ビジネス・社会
- What’s Up America?
- 寄付品集めの「グッドウィル」 高級おしゃれなブティックに?
寄付品集めの「グッドウィル」
高級おしゃれなブティックに?
- 2015年9月20日
家庭の不要品、着なくなった古い洋服を、衣替えや大掃除、納税の時期に、まとめて持っていってドネーションをする場所。1枚足りない食器セットや、時代遅れの家具。そんなものが所狭しと並ぶ。「グッドウィル」といえばそんな店、のはずだったが?
ロサンゼルス・タイムズ(8月20日付)によると、リサイクルショップの店にも変化の波が押し寄せている。
南カリフォルニアのオレンジ郡を拠点とする非営利団体「グッドウィル・インダストリーズ」は、4年前から、一部の店舗で「ハイエンド化」を進めている。ほかのスリフトショップや、オンライン小売店との差別化を図り、売り上げを伸ばすためだ。
ハンティントンビーチにある「OCグッドウィル・ブティック」は、6月に開店したばかりだ。
オレンジ郡の住民の平均所得は7万5500ドルで、カリフォルニア州の平均を1万5000ドルも上回る。そのため、高級ブランド品がドネーションされることは少なくない。
2013年にオープンしたタスティンのブティックは、プラダやバーバリー、シャネルなどを販売している。アナハイムのダウンタウンには昨年12月、若者向けブランドを集めた「レア」もオープンさせた。
ロサンゼルス郡内にはまだブティック出店はないが、サンタモニカ店で8月、高級品の販売が行われている。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします