決定!ANAが羽田〜ニューヨーク、羽田〜シカゴの両路線を10月開設
- 2016年5月12日
全日空(ANA)は、今年の10月30日から、羽田〜ニューヨーク線と、羽田〜シカゴ線を開設することを発表した。
今年2月の日米航空当局間協議において、新たに羽田空港の昼間の時間帯(6am~11pm)に日米間の運航が可能になったため、開設する。
羽田を朝に出発して、夜に帰着するスケジュールになる。これで、現地滞在時間が長く確保できるようになり、ビジネス客や旅行者にとって、利便性が高い。日本各地から北米大陸への渡航がますます便利になる、とANAは期待している。
さらに、2017年2月から、成田~メキシコシティの直行便の運航もスタートする。
ANAによると、メキシコは、製造・輸出拠点としての魅力を高めており、2010年からの5年間で日本による直接投資額が約2.7倍になっている。日系企業進出数も、約2倍になった。自動車産業を中心に、日本との経済的な結びつきは年々強まっているという。
ANAは、2015年7月に「メキシコシティ営業支店」を開設し、市場調査・開拓を進めてきた。同年6月に、成田〜ヒューストン路線を開設した、ヒューストンからメキシコ国内7都市に簡単に乗り継ぎできるコードシェア便も設定。メキシコシティ就航に向けた準備を進めてきた。
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