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ホバーボードの持ち込み禁止
NY市バスと地下鉄
- 2016年2月23日
- 2016年3月号掲載
スケートボードを横にしたような電動式二輪車「ホバーボード」の人気が高まる中、ニューヨーク市の公共輸送機関を管理するニューヨーク州都市交通局(MTA)は、地下鉄やバス内でのホバーボード使用を禁止した。
ニューヨーク・タイムズによると、地下鉄のプラットフォームなどで乗ることはもちろん、駅や車内に持ち込むことも禁じており、ロングアイランド鉄道、メトロノース鉄道、スタテン島鉄道のほか、障害者らが利用しやすい補助交通機関アクセス・ア・ライドも規制の対象になる。これらの公共交通機関ではすでに、スクーターやスケートボードの使用や燃えやすい物の持ち込みが禁止されている。
MTAは2カ月以内に広告による広報を始める予定で、MTA理事会のフェルナンド・フェレール副会長は「バッテリーが爆発する例が報告されており、混雑した駅や車内でそういうことは起きてほしくない」と話した。
ホバーボードは、乗る人の転倒事故のほかバッテリー発火が何件も報告されるなど安全面の懸念が浮上している。連邦当局は消費者に危険性を警告し、一部の航空会社は持ち込みを禁じたが、有名人の間ではファンも少なくない。
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