自分の車を他人に貸したり、他人に運転してもらったりしたことはないですか? 気軽に車を貸し借りする人もいますが、他人が事故をした場合にどのようになるか御存知でしょうか? 保険ポリシーの内容や、州法によっても違いますので、一般的な注意点を紹介します。
車の所有者であるあなたが、知人に車を運転することを許可した時点で、あなたの責任が発生しています。知人が運転して事故を起こしても、車の所有者であるあなたが責任を負うことになるのです。
保険プランによって他人が運転した場合のカバー方法が異なります。大きく分けて2タイプあります。
2. 他人が運転した場合には、通常よりも低いリミットで適用
高いリミットで加入をしていても、2番のタイプの保険であれば、他人が運転した場合には十分にカバーしないかもしれません。どちらの場合でも、保険のリミットを超えるような大事故だったらどうでしょう? 保険会社は保険のリミットまでしか支払いません。保険のリミットを超えた場合には、車の所有者に責任が生じます。
玉突き事故を起こして複数の車が破損した場合、人身事故を起こした場合、電柱に衝突し、電柱が家に倒れ火災を起こした、などなど、大事故を引き起こす可能性は誰にでもあります。自分が起こした事故なら自業自得とまだ納得できますが、他人が起こした事故で自分に責任が生じるのは不本意ですよね。
今まで築き上げてきた資産を一瞬にしてなくす危険性もあります。他人に車を貸すということはその責任まで負うことを意味するのです。大変危険な行為ですのでくれぐれも注意してください。
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