第154回 生命保険に加入しない理由?

文/安岡忠展(Tadanobu Yasuoka)

今までにも何度も紹介していますが、生命保険は誰にとっても必要な保険です。多数の顧客と話をした中で、生命保険に加入していなかった理由は以下のようなものでした。

●まだ若いので必要性を感じない
●早くから加入すると、支払い期間が長いので損をすると思っていた
●料金が高額だと思っていた
●十分に貯金、資産があるので生命保険は必要がない
●アメリカの生命保険プランも日本と同じような感じだと思っていた

では、実際にはどのような人から生命保険の依頼があるかを紹介しましょう。

●身内、知り合いに不幸があり、残された家族が大変な目にあっている状況に遭遇した
●年をとった後に加入すると、かなり高額になることに気付いた
●遺産相続税にどのくらい取られるかを知り驚いた
●アメリカのプランは日本よりもかなり良い商品があると分かった

加入しない理由と加入する理由はほぼ正反対ですよね? なかなか自分から進んで加入する商品ではありませんから、加入しない理由をあげればきりがありません。加入しておけば良かった、加入しておいて良かったと思う時が必ず来ます。ただ、待てば待つほど料金は高くなります。若くて健康なうちに加入するのが一番お得です。

払い込み期間が長いと損をするというのも間違いです。期間限定で払い込みをすれば、その後も一生涯保険が継続するプランもあり、若いうちに加入すると大きな節約となります。

資産がある人も生命保険は必要です。アメリカの富豪が親子何代にわたっても富豪であるのは、生命保険を上手く利用したエステートプランがあるからです。相続する度に大きな税金を払っていては資産を上手く継承できません。生命保険はエステートプランにも重要な役割を果たします。

さらに、アメリカの生命保険には日本よりも良い商品が多数あります。日本にも良い商品はありますが、格安で一生涯補償をするなら絶対にアメリカの商品の方が優れています。将来日本に帰国予定の人でも、生命保険はそのまま継続可能です。日本に帰国してしまうとアメリカの保険には加入できません。滞在中に是非検討してみましょう。

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安岡忠展 (Tadanobu Yasuoka)

ライタープロフィール

全ての保険を取り扱う総合保険代理店「ダイワ保険代理店」代表。顧客の保険代理人として「お客様にとってベストなプラン」を提供する。目標は「全ての保険を取り扱うことでお客様のニーズを把握し、生涯のパートナーとしてお付き合いいただくこと」。

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