NY市にシリアル・カフェ登場
ケロッグが出店、体験型販売

cereal-932193_640

 シリアル大手ケロッグ(ミシガン州)は、シリアル需要の巻き返しを図って7月4日に初のシリアル・レストラン「ケロッグスNYC」をニューヨーク市内タイムズスクエアにオープンした。
 ウォールストリート・ジャーナルによると、料理人トーマス・ケラーのニューヨーク・レストランを仕切っていたアンソニー・ルドルフ氏とケロッグの提携事業で、レシピは人気のベーカリー店「ミルク・バー」を所有する料理人のクリスティーナ・トシ氏が担当した。
 ピスタチオとレモンを散らしたフロステッド・フレークスや、ライス・クリスピー、ストロベリー、抹茶パウダーのトッピングがかかったアイスクリームなどを6〜8ドルで提供する。客はキッチン・キャビネット風の容器で注文の品を受け取る。キャビネットのドアを開けると注文品のほか、シリアルの箱に入っているような小さなおまけも付いてくる。
 糖分、脂肪分、塩分などが多すぎて不健康との批判も多い大量生産のシリアル・ブランドが体験を提供するのはリスクもあるが、チョコレート大手M&Mなどはニューヨークやオーランドなどの大都市で積極的に店舗を展開している。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

この著者の最新の記事

関連記事

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 2023年2月14日

    愛するアメリカ
    サンフランシスコの町並み 一年中温暖なカリフォルニアだが、冬は雨が降る。以前は1年間でたった...
  2. キルトを縫い合わせたような美しい田園風景が広がるグラン・プレ カナダの東部ノヴァスコシア州に...
  3. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
  4. 九州より広いウッド・バッファロー国立公園には、森と湿地がどこまでも続いている ©Parc nati...
  5. 2022年12月9日

    住みたい国
    熊本県八代市の「くまモンポート八代」で 8月の終わりから9月中頃にかけて、私とニナは日本に飛...
  6. 2022年12月7日

    日常の些事
    冬の落ち葉 年齢を重ねると、だんだんと感動が薄くなるとはよくいわれる。ほとんどのことは過去に...
  7. 2022年12月6日

    美酒と器
    酒器の種類 酒器にはさまざまな素材、形のものが存在する。適切な器を選ばないとお酒本来...
  8. 契約上のトラブル 広範囲にわたる法律問題を扱う弊社にはさまざまなお問い合わせがありま...
ページ上部へ戻る