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NY市にシリアル・カフェ登場
ケロッグが出店、体験型販売
- 2016年8月13日
- 2016年8月号掲載
シリアル大手ケロッグ(ミシガン州)は、シリアル需要の巻き返しを図って7月4日に初のシリアル・レストラン「ケロッグスNYC」をニューヨーク市内タイムズスクエアにオープンした。
ウォールストリート・ジャーナルによると、料理人トーマス・ケラーのニューヨーク・レストランを仕切っていたアンソニー・ルドルフ氏とケロッグの提携事業で、レシピは人気のベーカリー店「ミルク・バー」を所有する料理人のクリスティーナ・トシ氏が担当した。
ピスタチオとレモンを散らしたフロステッド・フレークスや、ライス・クリスピー、ストロベリー、抹茶パウダーのトッピングがかかったアイスクリームなどを6〜8ドルで提供する。客はキッチン・キャビネット風の容器で注文の品を受け取る。キャビネットのドアを開けると注文品のほか、シリアルの箱に入っているような小さなおまけも付いてくる。
糖分、脂肪分、塩分などが多すぎて不健康との批判も多い大量生産のシリアル・ブランドが体験を提供するのはリスクもあるが、チョコレート大手M&Mなどはニューヨークやオーランドなどの大都市で積極的に店舗を展開している。
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