アメリカで手に入る 食材で日本の味を

2013年から本誌でスタートした料理コラム「おいしい簡単おうちごはん」。この連載を契機に料理研究家としてのキャリアを本格的にスタートさせたタレントの名波はるかさんが、2016年6月にロサンゼルスを訪れた。本誌編集部が料理への思いと今後の計画について名波さんを直撃した。

Photo © Haruka Nanami

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FL:今、日本でどんな活動を行っているのでしょう? 料理はそのうちどれくらいの割合ですか?

 料理研究家としてはこの3年で4、5冊、電子書籍やDVDという形で出版しています。あとは「カブドル(株のアイドル)」として、株をやっている人でビッドコインを始めたいという人のための本を対談形式で出したり、また、日本上陸が近いと思われるカジノのルールに親しんでいただくためのセミナーやツアーも実施したりしています。料理は仕事全体の3分の1くらいでしょうか。

FL:料理研究のお仕事を始めたきっかけは?

 短大の家政科出身で元々料理は好きでした。4年前から1年ほどロサンゼルスに住んでいたことがあり、その時に日本とはオーブンの使い方が全然違ったり、スーパーで売っている野菜も珍しいものがあったりと、料理に対する気持ちがどんどん膨らんだんですね。私のように日本からアメリカに来た人は、きっと慣れないことがたくさんあるだろうなと思って、アメリカで簡単に美味しく作れるレシピを研究して、まずCookPadに掲載し始めました。それからフロントラインの連載のお話をいただき、この9月で3年になります。

FL:アメリカ在住者向けのレシピということで、気をつけていることは?

 アメリカでは日本の薬味などは手に入りにくいですよね。ゆずは見当たらないし、ミョウガも驚くほど高い。だから、手に入る食材で日本の味が出せるレシピを心がけています。今回も久しぶりにロサンゼルスに来たので、日系スーパーに行ってどんなものが並んでいるかチェックして帰りたいと思っています。
 それから、アメリカでは日本的な旬が感じにくいかもしれないですが、それでも七夕の季節には食材をお星様にかたどってみたりと、イベント感が伝わるレシピを時季に応じてご紹介できるようにと考えています。読者の皆さんには、ぜひ、実際に作っていただきたいと思います。

FL:今後の予定は?

 料理に関しては動画コンテンツや電子書籍などで世界に「おいしくて簡単なレシピ」を発信していきたいです。また、アメリカにはもっと頻繁に来たいです。カリフォルニアは気候もいいですし、人が皆明るく、カラッとしているところが気に入っています。10年後には、またここに住めたら最高ですね。

PROFILE
タレント・グラビアアイドル・女優として日本でTV、雑誌、ラジオに出演。2013年、フロントラインでの料理コラム執筆を契機に料理研究家としても活動開始。

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