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ハバナ旧市街
- 2017年2月20日
今日はガイドさんに案内していただきながら、
ハバナを散策します!
旧国会議事堂
Capitolio Nacional
ひときわ目を引く立派な建物は、旧国会議事堂です。
ん、何だか見たことがある建物ではありませんか?
そうです、アメリカの国会議事堂を真似て、20世紀のはじめに建設されました。
また、以前は24カラットのダイヤが床に埋め込まれていて、そこがキューバの道路のゼロ地点となっています。
当時のキューバは経済的にも豊かだったことを象徴するものですが、
ポイント
こちらがアメリカの国会議事堂。確かにそっくり。
アメリカよりも力があることを示すためにアメリカの国会議事堂より若干高く、幅広く作られたそうです。
ガルシア・ロルカ劇場
Teatro Garcia Lorca
旧国会議事堂の隣にブロックにあるのが
キューバの国立バレエ団やオペラ団の公演が行われるガルシア・ロルカ劇場。
スペイン・バロック調の建築様式は、繊細で美しい。
以前はキューバのバレエ会は世界への登竜門だといわれるほどでした。
セントラル広場
Parque Central
広場の中央に立つ像はホセ・マルティ。
キューバの誰もが尊敬する人物で、先日逝去したカストロの墓もマルティの横に建てられたそうです。
ちなみに、この広場には国樹のヤシの木が28本植えられていますが、
それはマルティーの誕生日28日にちなんだものだそうですよ。
おや?
なんだなんだ、男性陣が集まっています。
実はこれ、野球談義をしているんです。しかも、毎日(笑)
さすが野球が盛んなキューバですね、といっても日本も野球ファンと同じくらい熱いですが。
オビスポ通り
Calle Obispo
ハバナ旧市街のメインストリート
セントラル公園から、アルマス通りまで続くこのまっすぐなこのオビスポ通りは、レストランやお土産屋さんやミュージアムなどが密集しています。
地元の方や観光客で朝から晩まで賑わっている、旧市街地のメインストリートです。
ポイント
チェ・ゲバラのお土産が、キューバ土産の中で1番多いのでは?こんなおしゃれな革製品もあるのですが、帰国してからはたとその存在感に気が付きます。笑
1cucの安いものもたくさんありますよ。
オビスポ通りには、両替屋(CADECA)や銀行のATMなどもあります。
また、噂のWIFIカードもここのETECSAで購入することが可能。
オビスポ通りにくれば旅で必要なものは一通り揃いますね。
古本屋さんも
やはり革命関連のカストロやゲバラの本が多いですね。
貴重!
タイプライター
古本屋で発見したこちらの「タイプライター」
現代ではほとんど見かけませんよね。
でもキューバでは現役!役所でもタイプライターで書類作成をしているそうです。
1950-60年代のものを直してずっと使い続ける姿勢は感心ですね。
この白い瓶は、薬を入れるために使っていたもの。
実はキューバの医療技術は現在も非常に高い水準を誇っています。
アフリカから無償で医療留学を受け入れたり、
世界各国に医療団を派遣することも多いそうで、
エボラ出血熱が流行した時にもキューバから医療団が現地に救援に向かったそうです。
また、キューバは医療費が無料なんですよ。
オビスポ通りを海に向かって進んで行きます。
ホテル・アンボス・ムンドス
Hotel Ambos Mundos
目にも鮮やかなピンク色の建物はヘミングウェイゆかりのホテル。
キューバをこよなく愛し、20年もの間この地で過ごしたアーネスト・ヘミングウェイが定宿としていたホテル。
ここは1930年代に利用していたところで、60年代までは郊外の別荘で暮らしていました。
ヘミングウェイがキューバを去った理由は様々な噂がありますが、社会主義が本人には合わなかったため国を出たという説が強いそうですよ。
1階にはヘミングウェイの写真がずらりと飾られています。
かの有名な「老人と海」のモデルとなった漁師の写真も。
そしてもうひとつ
セントラル公園のオビスポ通りの入り口にもヘミングウェイゆかりの地があるんです。
ポイント
フロリディータ / Floridita
フロリディータホテル・アンボス・ムンドスから徒歩5分ほどのところにあるヘミングウェイが通っていたバー。
店内では生演奏がおこなわれており、とても賑わっています。モヒートの名店でもあります。
オビスポ通りを抜けて見えてくるのが
アルマス広場
Plaza de Armas
独立戦争の父を言われるカルロス・マヌエル・デ・セスペデスの像が広場の中心に立っています。
その東側には教会があり、庭に植えてあるせいまの木の下でミサが行われていた。
今でも記念日にはせいまの木へお願いごとをするため、長蛇の列ができているとそう。
キューバの宗教は40%がカトリックと言われているが、
他の中南米諸国に比べると強いわけではない。
サンテリアというアフリカが起源の宗教も根付いる。
街なかで全身真っ白の服を来た人をよく見かけるのだが、
最初の1年間は白装束で修行をしなければならないというこの宗教の教えだそう。
ただ宗教は自由で、
お願いごとがあると宗教を超えて様々な神様にお願いごとに行く人も多いのだとか。
結婚式はチャペルでお葬式はお寺の日本になんだか似ていますね。
広場でもお土産など、様々なものを売っているのですが、、、
これはカストロが亡くなった日の新聞だそうです。
アンティーク品も品揃えが豊富。
と言っても16世紀に立てられて家に住み、車は50年前から走り続けているので、すべてがアンティーク。
私自身は詳しくないので分からないですが、ここの骨董品は本物のお宝だらけなのでしょう。
知らない人の古いパスポートとかも売っていたけど笑
そしてどこにでも売っている、ゲバラのボラロイド写真。
素敵です。
さてもう少し旧市街地をぶらぶらしていきましょう。
歩いていると入るところから音楽が聞こえて来ます。
こんなパレードに出くわすことも!
急に動き出す銅像も良くみかけます。笑
カテドラル広場
Plaza Catedral
こうした壁画もあちこちでみかけます。
実際に、町中で絵を描いたり売ったりしています。
さすが、芸術の街ですね。
アルマス広場を南に歩いていくと5ブロック先にまた広場。
ビエハ広場
Plaza Vieja
かつては老朽化が進んでいたが、観光客向けに綺麗に作り直されています。
博物館やレストランがあり、地ビールも楽しめます。
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