自動車保険の料金はさまざまな要素から計算されるのですが、その要素の一つに車の使用目的があります。車をどのように使うかによっても料金は異なります。個人用自動車保険の使用目的の種類を簡単に紹介しましょう。
●Commute use:
通勤、通学に使う場合。片道の通勤・通学距離から年間走行距離を計算します。
●Pleasure use:
通勤、通学に使わず、娯楽用や休みの日に使うような場合。
●Business use:
個人の車をビジネスに使う場合。これは普段は個人用に使う車を、ビジネス目的でも使えるようにします。ビジネスのみに使う車は商業用(Commercial)の自動車保険になります。ビジネスの内容によっては、Business useとして受け入れてくれない場合もありますので注意してください。どのような業務で使うかを説明し、引き受けが可能かどうかを確かめるようにしてください。
●Artisan use:
職人用。各種コントラクター用です。前記のBusiness useと同様に、場合によっては商業用となる場合もあります。
●Farm use:
農牧に使う場合。
保険加入時に使用目的を伝えるのはもちろんですが、途中で使用目的が変わった場合にも保険会社に届けを出さなければなりません。例えば、専業主婦だった人が、不動産免許を取得して車をビジネスに使うようになったとすると、Pleasure use からBusiness useに変更しなければなりません。逆の場合も同様です。クレーム時に問題が生じないように、正確に使用目的を保険会社に伝えるようにしてください。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします