H-1B保持者の運転免許証更新について
文/デビッド・シンデル(Text by David Sindell)
- 2016年4月16日
多くの州において、H-1B 保持者の運転免許証は、有効なH-1B認可証の期限までとなっています。よくあるケースとしては、H-1B 延長が通常申請で手続きされた数カ月後、申請はいまだ審査中であり、免許証の期限が切れてしまうということです。このような場合はどのように対処すればよいのでしょうか。
米国移民局は、H-1B 延長申請が審査中である限り、I-94に記載してある滞在期限が切れた後も最長240日間まで同じ雇用主の元で就業することを認可しています。ただし、H-1B 保持者は、延長申請が審査中に米国外に旅行することは避けなければなりません。
申請書の受領書があれば、免許証を一時的に更新するDMVもありますが、カリフォルニア州のDMVでは、延長申請が審査中の場合、免許証を更新することができず、免許証が切れた場合でも、グレースピリオド(猶予期間)はありません。このような場合、 H-1B保持者は、審査中の申請書を特急申請にアップグレードする、または特急申請が不可である場合には、他の交通手段を確保する必要があることを雇用主と協議するのが良いでしょう。
H-1B延長申請が認可されたら、 H-1B保持者は免許証の更新手続きを始めることができます。詳細は、DVMのウェブサイトを参照してください。また、免許証を更新する場合には、以下の書類を持参してください。
● オリジナルの認可証
● H-1B申請書のコピー
新たな免許証が発行されるまで、DVMは60日間有効の仮免許証を発行することになります。
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