お酒の場で「酔い具合」を適切にあらわす英語
- 2017年10月12日
お酒を飲んで「酔う」を英語で表すとき、どの程度酔っているかによって表現が異なります。今回のコラムでは日常的によく使われる「しらふ」「ほろ酔い」「酔っ払う」「泥酔」と、酔い具合を4段階のレベルにわけ、それぞれの表現方法をご紹介します。
1) Sober
→「しらふ」
お酒を全く飲んでいない、または1杯程度しか飲んでなく、酔っていない状態を表します。また、酔っていたが、お酒が完全に抜け、酔いがさめた時にも使うことができ、「酔いをさます/酔いがさめる」ことを「Sober up」と表現します。例えば、酔っていたけど「ラーメンを食べて酔いがさめた」と言う場合は「This ramen sobered me up」となります。
・I’m going to stay sober tonight. I have to drive.(今夜は運転しないといけないのでお酒は飲みません)
・I need to sober up.(酔いをさまさないと)
2) Buzzed
→「ほろ酔い」
分量は人にもよりますが、お酒を2〜3杯飲んで程よく酔っぱらったときに使います。普通に会話をしたり、ふらつかないで歩いたりすることができる程度で、“いい感じ”に酔っている状態を指します。
✔︎「A little buzzed」は「ちょっと酔っている」を表します。「Buzzed」の一歩手前の状態。
✔︎「Pretty buzzed」は「結構酔っている」を表します。「Buzzed」よりも酔っている状態。
✔︎「Tipsy」も「Buzzed」と同じ意味合いで使われます。
・He’s a little tipsy.(彼はちょっと酔っています)
・You look pretty buzzed.(結構酔ってそうですね)
3) Drunk
→「酔っ払う」
「Drunk」はかなり酔っ払っている状態を表します。その状態は人によってまちまちですが、テンションが異常に上がったり、顔が真っ赤になったり、まともに話せなかったり歩けなかったりする状態の場合に使います。
✔︎「Drunk」も「Little(ちょっと)」と「Pretty(結構)」を加えることができます。
・Why is he so drunk?(何で彼はあんなに酔っているの?)
・Don’t pay attention to him. He’s drunk.(彼は酔っ払っているので気にしないで)
4) Wasted/Trashed
→「泥酔」
ベロベロに酔っている状態を表すスラングです。「Waste」は「無駄/役に立たない」、「Trash」は「ゴミ」を意味することから、あまりにも飲み過ぎて「ゴミのように無駄である」といったニュアンスになります。飲み過ぎてほぼ意識がない状態を表します。
✔︎より強調するときに「So」を加え、「So wasted/trashed」と表す事もあります。
✔︎他にも「Fucked up」が同じ意味としてよく使われます。但し、ちょっと汚い表現なので、使う場合は仲のいい友達同士との間だけにしましょう。
・Josh is wasted again.(ジョシュさんまたベロベロに酔っ払っています)
・I was so trashed last night. I hope I didn’t do anything stupid.(昨日は泥酔してしまいました。馬鹿なことしてないといいんですが)
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