トランスホープメディカルが強迫性障害(OCD)を対象とした深部分経頭蓋磁気刺激法(Deep TMS)治療の提供を開始

脳科学医療の先駆者であるトランスホープメディカルが強迫性障害(OCD)と診断された患者に対しBrainsway社の深部分経頭蓋磁気刺激法(Deep TMS)治療の提供を開始すると発表した。

トランスホープメディカルはアメリカでこの先進的な治療法を提供する最初のクリニックの一つとなり、すでに同クリニックで行われているうつ病に対するDeep TMS治療に追加される。Brainsway社のDeep TMSシステムはOCDに対するFDAに認可された初めての治療機器であり、2018年8月に医療提供者による使用が認められたばかりだ。

トランスホープメディカルはOCDに関する先進的かつ効果的な治療方法を常に模索しており、MRI検査機器と同じメカニズムを用いるDeep TMSは非侵襲的治療法であり、充分な効果が見られるだろうと久賀谷亮医師は語る。

経頭蓋磁気刺激法(TMS)とは?
厳密には反復経頭蓋磁気刺激法(rTMS)は磁場を用いて脳内の神経細胞を刺激する処置(米国食品医薬品局 2018年)である。臨床試験ではBrainsway社のDeep TMSシステムを用いた患者が、治療開始6週間後にはOCDの症状が著しく低下していることが明らかになった(Brainsway社,2018年)。Deep TMSは全身性副作用が最小限に抑えられており、従来のOCD治薬物やセラピーで思うような効果が見られなかった患者にとって魅力的な代替手段である。
久賀谷亮医師について
国立がんセンターなどで乳がん患者に対する初のセラピーグループを立ち上げるなど、日本の臨床医として経験を積み、イェール大学医学部にて脳科学の研究、精神医学の研修も終える。精神医学、神経科学、異文化間精神医学に特化。2010年ロサンゼルスにてトランスホープメディカルを開業。クリニックではTMSセラピーの他、EMDRと呼ばれるトラウマ治療や、認知行動療法などの一般カウンセリング、それに加えたマインドフルネスのグループセッションなども開催。アメリカ神経精神医学会認定医で、Del AmoホスピタルおよびHarbor UCLAホスピタルのコンサルタントを勤める。過去にイェール大学でも教鞭を執る。

■詳細:クリニックウェブサイトhttps://thmedical.org または 424-247-9642

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

この著者の最新の記事

関連記事

資格の学校TAC
アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 2022年8月11日

    有名人の親に学ぶ
    日本でも動画を撮影。シオンさんは右から2人目 写真提供:シオン・カジ 先日、超有名キッズユー...
  2. 2022年8月9日

    遊び上手
    独断と偏見だが、アメリカ人の良いところは遊び上手なことではないだろうか。日本人の若い方々は...
  3. カナダの東部、大西洋上に浮かぶニューファンドランド島。この島の西岸に位置するグロス・モーン国立公園...
  4. NFT.NYC 2022に参加してきました! 6月に開催された世界最大のNFTカンフ...
  5. オンライン補習校校長の谷口弘芳先生 日本語で日本の教科を学ぶ 西大和学園オンライン補習...
  6. 2022年8月1日

    NFTの未来
    NFTってそもそも何? 最近よく聞くNFTは、「Non-Fungible Token...
  7. 働き方に対する考え方は、アメリカと日本では大きく異なります。雇用、残業、休憩時間、ハラスメ...
  8. 2022年6月7日

    はじめてのおつかい
    動画配信サービスのNetflixで『はじめてのおつかい』が人気だ。英語のタイトルは『Old...
ページ上部へ戻る