会話をより自然にする「So」の使いこなし術

日本の多くの方は「so」と言えば「〜だから」や「とても〜」として使用しているのではないでしょうか?決して間違いではありませんが、ネイティブの日常会話では他にも様々な状況で頻繁に使われる単語なので、その代表的なパターンをご紹介しようと思います。しかし、あまり意識して口にするような言葉ではないことも心に留めておいてください。


「So」が文章の出だしで使われる時

1) 相手のことについて質問をする

一般的に“so”で質問を切り出す場合は、以前に話していた事柄について、その後どうなったか気になって尋ねる状況で使われるます。例えば、友達から英語でプレゼンテーションをすることについて相談されたとしましょう。後日、その友達に会った際に「So, how did your presentation go?(プレゼンテーションどうだった?)」と質問を切り出すのが自然です。

✔︎初対面の人に質問を切り出す時にも、クッション言葉の役割として使われます。

・So, how was your trip? Did you have a good time?(旅行はどうだった?楽しかった?)※以前に旅行に行く話を相手としている。
・So, how’s your brother doing? Did he find a job?(兄は元気にしているの?仕事は見つかったの?)※以前に相手のお兄さんが仕事をなかなか見つけられない話を聞いている。
・So, how do you know Peter?(ピーターさんとはどういう知り合いなのですか?)※初対面の人との会話。

2) 相手が興味を示すであろうと見当をつける

これから伝えようとしている内容は、相手にとって重要だったり興味がある事だと推測するニュアンスとして“So”が使われる事もあります。例えば、親友に婚約したと報告する場合、「So…I got engaged last weekend!(先週末、婚約したよ。)」となります。良いニュースでも悪いニュースでも使われます。

・So there’s something that I have to tell you.(あんたに言うとかなアカンことあんねん・・・)
・So here’s the gift I got for you from New York. I hope you like it.(はい、これニューヨークのお土産。気に入ってくれるといいだけど。)
・So I can’t make it to your nabe party tonight. Something came up.(ちょっと用事が入って、今夜の鍋パーティーに行けなくなった。)

3) 脱線した話題に話を戻す

会話のなかで自分が話したい内容から話しが脱線し、元の話題に戻す時にも“So”がよく使われます。

〜会話例1〜
A: I went snowboarding last weekend and…(先週末、スノボーに行ったんだけど・・・)
B: Really? Where did you go? Big Bear is my favorite.(そうなんだ!どこに行ったの?私はさ、ビッグ・ベアースキー場が大好きなんだ。)
A: Big Bear is awesome but I went to Mammoth. So I saw Shaun White there. You know, the professional snowboarder?(ビッグベアもいいけど、私が行ったのはマンモスだよ。それでさ、そこでショーン・ワイトに会ったんだ。ほら、あのプロのスノーボーダーの。知ってるでしょ?)

〜会話例2〜
A: I went and saw a movie on Thanksgiving.(感謝祭の日は映画を見に行ってん。)
B: I went to my parents’ house and celebrated Thanksgiving. I went Black Friday shopping the next day. Have you ever shopped on Black Friday? It’s so crowded.(俺は実家でお祝いして、翌日のブラックフライデーには買い物に行ったわ。ブラックフライデーに買い物したことある?めちゃめちゃ混んでんで。)
A: No I’ve never been Black Friday shopping. So at the movie, there was this weird guy that came dressed up in a turkey. (いや、ブラックフライデー・ショッピングはしたことないわ。ちゅうか映画館にな、七面鳥の格好した変な奴がおってん。)

「So」が文章の末尾で使われる時

言いたいことをほのめかしたり濁らせる

言いたいことを全て言わなくても、相手が自分の言いたいことや感情をある程度理解してくれると思われる状況で使います。例えば、友達に「デートどうだった?」と聞いた時に「He flaked out on me last minute so…(ドタキャンされて・・・)」と返事した場合、その友達は落ち込んだり、またはイライラしており、その出来事についてあまり触れられたくない気持ちの現れと捉える事ができます。

✔︎はっきりと伝えず、言いたいことを濁そうとしていることにもなる。
✔︎文章の末尾で使われる場合は「soooo」のように、伸ばして発音する。

〜会話例1〜
A: Do you want to go to Hokkaido with us next month?(来月、一緒に北海道に行かない?)
B: I really want to go but I’m broke so…(行きたいんだけど、お金がなくて・・・)

〜会話例2〜
A: Oh my god. Look at all this laundry.(うわっ、何でこんな洗濯物たまってるん?)
B: Well, I did the laundry last time so…(前回はうちが洗濯してんから・・・[今回はあなたの番という意味が込められている])

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Jun Senesac

Jun Senesac

ライタープロフィール

ロサンゼルス出身の日米ハーフ。両親が運営するL.A.の英会話学校「BYB English Center」にて、高校生の頃から英語講師としてのキャリアをスタート。カリフォルニア州にあるUC Santa Barbara大学へ入学し、1年間一橋大学へ交換留学。卒業後、国際交流員として石川県内灘町役場で2年間の勤務を経て、2011年にアメリカへ帰国しBYB姉妹校をアーバインに開校。
2013年に英語学習サイト「Hapa英会話」を設立。2014年の2月よりHapa英会話のPodcastをスタートし、月間およそ40万ダウンロードされるまで成長。iTunes Japanが発表した『Best of 2014/2015』に2年連続選出。YouTubeにて登録者5万人を超える英会話チャンネル「Hapa英会話」を配信。
YouTubeやPodcast、ブログやメルマガなど様々な媒体を通じて、日米文化を取り入れた英語の学習環境を提供。
YouTube: https://www.youtube.com/hapaeikaiwa

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