乾燥から守るスキンケア
- 2021年2月3日
- 2021年2月号掲載
暮らしに役立つ美容の情報をお届けします。
冬は温度、湿度ともに低くなるため皮脂や汗の分泌が少なくなり、お肌の潤いを守る皮脂膜が作りにくくなります。潤いが奪われやすい状態となり、肌が乾燥してしまうのです。乾燥すると元来肌に備わっている“潤いによるバリア機能”が低下し、肌荒れなどのトラブルも起きやすくなります。冬のお手入れのポイントはズバリ、保湿。潤いを与えてキープするためのケアを心がけましょう。
保湿対策は、乳液+αアイテム
保湿対策におすすめなのは乳液です。乳液はクリームと比べて油分が少なく水分が多く、クリームと化粧水の中間的な性質を持っています。素早く顔全体に広げて肌に浸透させることができ、ごわつきがちな冬の肌への保湿対策には欠かせません。一般的なものは化粧水や美容液の後につけるタイプですが、“洗顔後のまっさらな肌”に使って角層の状態を整えるタイプもあります。このタイプは、水分・油分・天然保湿成分(NMF)で構成される肌の潤いバランスによく似た構造なので、肌が必要なものを上手に補い、特に肌になじみやすくておすすめです。
季節によって肌にダメージを与える要因はさまざま。ですが、日常的に肌を潤すことでバリア機能が働いてトラブルから守ってくれるので、一年を通して保湿を意識したアイテムを取り入れるようにしましょう。寒い季節は冷えによって血行が悪くなりがちです。明るく生きいきとした肌を維持するために、クリームやオイルなどでマッサージを取り入れるのも良いでしょう。マッサージすることで血行が良くなり、酸素が行きわたって明るく輝くような肌になります。リンパ循環も良くなり、むくみ解消や肌色アップなど、良いことだらけですよ。
次回は、正しいお手入れ方法をお伝えします!
コールバック藍里
アルビオンコスメティックスアメリカのマーケティング部担当。アルビオンUSオフィシャルサイト(albiongarden.com)の開設に携わり、広報マーケティングに従事。趣味は写真撮影。
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