もうジェイ・ウォーキングしても違反切符は切られません〜カリフォルニア州で2023年1月1日施行

カリフォルニア州在住の人は、安全である限り、切符を切られることなく交差点以外の道路を横断( jaywalking)することができるようになる。

法案を作成したフィル・ティン下院議員のニュースリリースによると、ギャビン・ニューサム州知事が「AB 2147—the Freedom to Walk Act法案」に署名し、法律として成立させた。この法律では、歩行者が信号無視で切符を切られるのは、「衝突の危険がある」場合のみと規定される。

この新法は2023年1月1日に施行される。

これまでカリフォルニア州では信号無視は 「恣意的」に取り締まられていて、総額数百ドルにもなる違反金を支払えない有色人種や低所得者 に深刻な影響を及ぼしていた。

2020年、オレンジ郡の警察官がホームレスの黒人男性カート・ラインホルド氏を信号無視の疑いで止めた後、射殺し、抗議運動が起きた。検察は結局、ラインホールド氏を射殺した警察官を起訴できなかった。またベイエリアでは2017年にサクラメント警察が、信号無視で止めたナンディ・カイン氏を殴り、重傷を負わせた。これらの事件の被害者はいずれもアフリカ系アメリカ人でだっt.

AB2147は、カリフォルニア州における信号無視の非犯罪化を目指すフィル・ティン下院議員の2度目の試みで、罰金の課金方法の公平性と、警察による取り締まりがエスカレートする可能性を防ぐことを目的としている。

信号無視の取り締まりは普通の行動を犯罪に変えるだけではなく、警察が人種差別をするきっかけにもなっていたようだ。特に黒人には不当に標的にされ深刻な影響を受けていた。

この法案が施行されたら、ニューヨークのマンハッタンのように道路を横切る人が増えるかもしれないが、道路を横断歩道以外で渡る場合は安全の確保をしっかりしてから行いたいものだ。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

この著者の最新の記事

関連記事

資格の学校TAC
アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 2022年12月9日

    住みたい国
    熊本県八代市の「くまモンポート八代」で 8月の終わりから9月中頃にかけて、私とニナは日本に飛...
  2. 2022年12月7日

    日常の些事
    冬の落ち葉 年齢を重ねると、だんだんと感動が薄くなるとはよくいわれる。ほとんどのことは過去に...
  3. 2022年12月6日

    美酒と器
    酒器の種類 酒器にはさまざまな素材、形のものが存在する。適切な器を選ばないとお酒本来...
  4. 契約上のトラブル 広範囲にわたる法律問題を扱う弊社にはさまざまなお問い合わせがありま...
  5. この号が出る頃、私とニナは日本での3週間の滞在を終えてアメリカに戻っているはずだ。ニナにと...
  6. 2022年10月7日

    森英恵の反骨精神
    裏庭の蝶 ファッションが好きな女性はたくさんいるだろう。私もその一人だ。休日の気晴らしは以前...
  7. およそ2000人の作業員により、6年間で建設されたリドー運河 カナダの首都オタワと、5大湖の...
  8. 本特集は一般的なケースの情報提供を目的としたものです。特定事例におけるアドバイスが必要な場合は、専...
ページ上部へ戻る