日本人に使われていない「Find」
- 2017年8月17日
皆さんが英語を話す時、「Find」をどのような意味で用いていますか?「見つける」が最も多いかと思います。もちろん間違いではありませんが、ネイティブの日常会話では「見つける」対象が人や物だけに限らず、人の「気持ち」や「動作」に対しても使われているのはご存知ですか?
1) I find it/that (interesting)
→「〜を(興味深い)と思う」
これまでの経験に基づいて「〜と思う」や「〜と感じる」と表現する場合は、“Think”ではなく“Find”を使って表現することがあります。例えば、「アメリカ人はみんな時間にルーズだよね」と言った友達に対して、「本当に?それは興味深いね。私のアメリカ人の友達はみんな時間を守るからさ。」は「Really? I find that interesting because all of my American friends are punctual.」となります。ここでは相手の発言を否定しているのではなく、自分の経験をもとに考えを伝えているニュアンスになります。
✔︎使い方:「I find it/that」+「形容詞」
✔︎「I find it/that」+「hard to」の組み合わせも会話でよく使われる。
・「I find it hard to understand.(〜の理解に苦しむ)」
・「I find it hard to get along with.(〜さんはちょっと苦手)」
・I find it boring to work in front of a laptop all day.(パソコンの前で一日中仕事するのは退屈だよ〜。)
・All of my friends found him very easygoing.(私の友達全員が、彼はお気楽な人だと感じました。)
・You think that you are shy? I find that hard to believe.(自分のことを恥ずかしがり屋やと思ってるんかいな?それはないやろ〜。)
2) I find myself _____
→「気がつくと〜している」
「知らないうちに〜をしている」や「思わず〜をしてしまう」など、自分自身が何かを無意識にやっていることを表す(見つける)場合に使われる表現です。例えば、「ストレスを抱えると、知らぬ間にジャンクフードをたくさん食べています。」は「I find myself eating a lot of junk food when I’m stressed out.」になります。
✔︎使い方:「Find oneself」+「動詞ing」 / 「Find oneself in」+「形容詞」+「名詞」
・I found myself in serious debt.(気がつくと深刻な借金を抱えていました。)
・I find myself Facebooking during work.(仕事中もついフェースブックをやってまうねん。)
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