お金もストレスもかけないスマートな旅の方法

記事提供:bazoom group

アメリカに住んでいると、「せっかくならあの都市にも行ってみたい」「次の連休で旅行したい」と思うことが多いのではないでしょうか。

しかし、広大な国土ゆえに移動費や宿泊費がかさみがちで、「結局高くついてしまった」「移動で疲れてしまった」という経験がある人も少なくないはず。

また、近年の経済状況を見ると、円安やドル高といった為替の変動が激しく、旅行の予算管理がより重要になっています。たとえば、物価上昇や経済の不安定さを考えると、デジタル資産での資金管理も1つの選択肢として注目されており、ビットコインウォレットおすすめの声も高まっているほどです。

こうした経済事情や旅行の悩みを踏まえ、今回は費用を抑えてストレスを減らす旅のコツを具体的にご紹介。旅行の質は下げずに、賢く楽しく旅をするヒントを知っておきましょう。

交通手段を賢く選択

航空券を選択するケース

航空券は一般的に、出発の1~2か月前が安くなる傾向があります。 これを念頭に置き、たとえばGoogle Flightsで目的地の価格推移を確認し、安い日を狙って予約することで大きく節約することが可能です。

また、出発日は火曜日もしくは水曜日が比較的安価で、週末や連休前後は高騰しやすいため注意が必要です。

航空券を購入する際は、日本語対応のあるExpediaやSkyscannerなどを活用すると便利ですが、万が一の変更やキャンセル対応を考慮すると、トータルでは航空会社の公式サイトで直接予約した方が安価になる場合もあります。さらに、LCCを利用する場合には、荷物の重量や座席指定によって追加料金が発生しますので、それを事前認識した上でチケット購入を進めるようにしましょう。

バスや鉄道を選択するケース

長距離移動ならば、GreyhoundやFlixBusといった格安バス会社も検討の価値ありです。たとえば、ロサンゼルスからサンディエゴまでは10〜20ドル程度で移動可能。多少時間はかかりますが、Wi-Fi付きの車両も多く、読書や映画鑑賞をしながらリラックスして移動できます。

また、Amtrakを利用した鉄道旅ならば、車窓を楽しみながら移動でき、車内Wi-Fiや食堂車もあり、旅そのものが体験になるでしょう。 長距離路線には寝台車もあり、移動と宿泊を兼ねることも可能です。

レンタカーを選択するケース

子連れや高齢者との旅行では、トイレ休憩や寄り道ができる車移動の方が快適でしょう。そして、レンタカーを借りる場合には、空港で借りるよりも市街地の営業所の方が料金が安い場合が多いです。

また、直接営業所へ赴く前にレンタカー予約サイトなどを利用すると、各社の料金を簡単に比較できます。各レンタカー会社の在庫状況によって価格は日々変わるため、確認しておくに越したことはないと言えます。

ガソリン代や保険、駐車場の有無も含め、トータルコストを比較した上で適切な営業所およびレンタカー選びを行いましょう。

宿泊費を抑えるテクニック

キャンセル無料や朝食付きが狙い目

ホテル予約は、キャンセル無料のプランを早めに押さえておくのが鉄則です。たとえばBooking.comを使う場合、朝食付きプランに絞って検索することができます。

また、アメリカのホテルは部屋が広く、家族4人で1部屋に泊まれることも多いため、人数に応じた部屋タイプの選び方も重要です。

加えて、連泊する場合は「ウィークリーレート」や「長期滞在割引」が適用されるホテルもあるため、予約時にチェックしておくとお得となります。

Airbnbで自炊や長期滞在に対応

アメリカで外食する際、チップも含めると1食で日本の数倍の支払額となるケースがありますよね。この物価上昇に対して、民泊サービスであるAirbnbを使えば、キッチン付きの物件で自炊が可能です。たとえば、ニューヨーク郊外で1週間滞在する場合、ホテルより30〜40%安くなることもあります。週単位や月単位の割引が設定されている場合もあるので、長期滞在には特におすすめです。

ただし、チェックイン手続きやトラブル対応については、事前にレビューでホストの対応を確認しておきましょう。

モーテルやホステルも視野に

ロードトリップの場合、主要道路沿いのモーテルは1泊50〜70ドル程度とリーズナブル。一方で、朝食付きのところも多く、簡素ながら必要十分な設備が整っています。

また、特にバックパッカーや学生旅行者には、キッチン付きホステルも費用対効果の高い選択肢です。 ドミトリー形式で他の旅行者と交流できるのも、ホステルならではの魅力と言えるでしょう。

荷造りと持ち物の工夫

パッキングリストを作成

出発の2週間前には、衣類や洗面用具、電子機器、薬などカテゴリごとに整理しておきましょう。

特に内服薬やメガネなど、現地調達が難しいものは忘れないように注意してください。 また、各州で気候が大きく異なるため、天気予報を事前に確認し、必要に応じて防寒具やレインコートなどを準備することも大切です。

パッキングキューブと5-4-3-2-1ルール

衣類はパッキングキューブで仕分けし、シワになりにくいよう丸めて収納。そして、トップス5枚、ボトムス4枚、靴3足、ドレス2着、アクセサリー1セットといった「5-4-3-2-1ルール」を使えば、無駄な荷物を減らせます。

さらに、洗濯可能な服を持参することで、荷物を最小限に保ちつつ長期滞在も快適に過ごすことができます。

まとめ

本記事で紹介してきたように、ちょっとした工夫と事前準備で、旅行はもっと快適でお得になります。 移動手段や宿泊先の選び方、持ち物やスケジュール管理などを工夫することで、旅の満足度を大きく向上させることが可能です。 スマートに旅して、思い出に残る素敵な時間をお過ごしください。

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