イスラム過激思想に傾倒か 「憎悪に満ちた人物」
- 2016年6月13日
- アメリカ発ニュース
フロリダ州オーランドの乱射事件で警察に射殺されたオマル・マティーン容疑者(29)は、イスラム過激思想に傾倒していた疑いを掛けられ、治安当局が捜査対象として一時マークしていた。大手警備会社に約9年間勤め、銃器の取り扱いに慣れていたとの情報も。オバマ大統領は「憎悪に満ちた人物」と表現した。
米メディアによると、イスラム過激派のプロパガンダに感化され、同僚に対し「扇動的な発言をした」として、連邦捜査局(FBI)が2013年と14年に2回、事情聴取していた。12日未明に電話で緊急通報し、過激派組織「イスラム国」(IS)の指導者バグダディ容疑者に忠誠を誓う内容の話をしたとの報道もある。
マティーン容疑者と11年に数カ月間結婚していたことがある女性は「家庭で頻繁に暴力を振るわれた」と証言した。「とても内向的だった」という。捜査当局によると、容疑者は12年、サウジアラビアのイスラム教聖地メッカを巡礼。友人の一人は、容疑者は離婚と巡礼の後、宗教心が強くなったと語った。(共同)
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