国交省が週内承認へ 787、運航再開

 【共同】新鋭旅客機ボーイング787のバッテリー発煙トラブルで、米連邦航空局(FAA)が新型バッテリーを承認し運航再開を事実上許可したことを受け、太田昭宏国土交通相は23日の記者会見で、全日空と日航の運航再開について、国交省が週内にも正式に認める見通しだと明らかにした。

 同省は、米運輸安全委員会の公聴会(現地時間23、24日)の結果を確認するとしており、正式承認は25日以降の週後半とみられる。機体改修などが必要なため、乗客を乗せた商業運航再開は6月以降の見通し。

 FAAは19日(現地時間)、耐熱性を向上させるなどしたボーイング社のバッテリー改善策を承認。週内に「耐空性改善命令(AD)」を発行して米国の航空会社に運航再開を認める方針だ。太田国交相は23日、国交省が国内2社の再開を認める時期も「基本的に同じだ」と述べた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る