Wポスト紙の発行人交代 旧オーナー家の影響消える
- 2014年9月3日
- アメリカ発ニュース
【共同】ワシントン・ポストは2日、元オーナー一族の出身で発行人の女性キャサリン・ウェイマス氏(48)が10月1日に退任すると発表した。同紙の新聞発行事業は昨年、インターネット通販のアマゾン・コムの創業者であるジェフ・ベゾス氏が買収し、旧オーナー家のグラハム家に取って代わった。
ウェイマス氏は、ニクソン元大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件のスクープ報道を同紙が展開した黄金期に社主や発行人を務めたキャサリン・グラハム氏の孫。退任で旧オーナー家の同紙への影響力は完全になくなる。
後任の発行人には、同紙とライバル関係にある政治ニュース専門サイト「ポリティコ」を発足させ、レーガン元大統領の側近だったフレデリック・ライアン氏(59)が就く。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ