日本、コーヒー協定復帰へ 中韓と豆の「争奪戦」

 【共同】コーヒー豆の需給調整と価格安定を目指す「国際コーヒー協定」が5月にも参院本会議で承認され、日本が6年ぶりに協定に復帰する。参加国協議に加わり、国内の安定供給を図るのが狙いだ。中韓両国で消費が増加し、原料の生豆をめぐる「争奪戦」が起こっていることが背景にある。

 協定は46カ国と欧州連合(EU)が参加。協定が定める民間部門の諮問委員会メンバーになると、各地の生産状況をいち早く把握できるメリットがある。世界4位の消費大国の日本が、十分な量の豆を安定的に確保するには「諮問委入りは必須の条件」(外交筋)だ。

 今年9月に改選を迎える諮問委メンバーは、輸入国、輸出国に各8枠あり、協定参加国の政府による話し合いで決まる。

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